こんにちは!
与論島生まれ、与論島育ちのジャッキー(@jacky_top_2019)です。
本記事では、観光客の方に味わっていただきたい、「生搾りのさとうきびジュース」が飲めるお店「島の駅 くるまどう」を紹介します。
ぜひ、ヨロン島にお越しの際は、お立ち寄りくださいませ。
島の駅 くるまどうのおすすめポイントは…、
・さとうきびジュースが飲める
・かき氷が食べられる
・お土産が充実している
といった内容を詳しく紹介します。
島の駅 くるまどうのおすすめポイント
くるまどうは、ヨロン島産の純黒糖にこだわりがある、お土産屋さん兼イートインスペースがある道の駅ならぬ「島の駅」です。
ドリンクメニューやかき氷は、テイクアウトもできるので、ビーチ巡りの前には立ち寄りることをおすすめします。
特に期間限定メニューの「さとうきびジュース」は、なかなか味わえないので絶対に味わってほしい一品。
ではさっそく、くるまどうのおすすめポイントを紹介します。
- さとうきびジュース
- かき氷
・黒みつきなこ味
・紅芋ミルク味 - お土産
・がじゃ娘
おすすめ1:さとうきびジュース
「搾りたてのさとうきびジュース」を提供しているお店は、ヨロン島では、ここ「くるまどう」しかありません。
さとうきびジュースの味は、黒糖の味をダイレクトに感じられる、すっきりとした後味のジュースです。
ただ、人によっては、さとうきび独特の青臭い風味が気になるかもしれません。
ちなみに、私はさとうきび本来の風味として、おいしく飲めましたよ。
さとうきびジュースが飲める時期
さとうきびジュースが飲める時期は、だいたい「12月初旬~翌年の4月末」です。
ですが、さとうきびの在庫次第で、提供時期は前後します。
※2021年は5月下旬頃まで提供
期間限定の理由は、さとうきびの収穫時期と連動するからです。
フレッシュなジュースを提供するために、収穫した材料にこだわっているのですね。
ぜひ、春休み・ゴールデンウィークにヨロン島に行く際は、飲んでみてくださいね!
おすすめ2:かき氷
ビーチリゾートに行ったら、かき氷は食べたいところです。
自家製のこだわり黒糖を使った「黒みつきなこ」は、黒糖のつぶがおもしろい食感。
紅芋ミルクは、コクがあるオリジナルシロップで、個人的にはひかえめな香りが好みでした。
ちなみに、かき氷はさとうきびジュースと違って、いつでも販売しているのでご安心くださいませ。
イートインスペース
くるまどうは、4人まで座れるイートインスペースがあり、店内でかき氷を食べることができます。
ちなみに、かき氷は大サイズのみテイクアウトが可能ですよ。
おすすめ3:お土産
くるまどうは、イートインのスイーツだけじゃなく、お土産も充実しています。
お土産の主な商品は以下のとおり!
- 純黒糖
- ウコン
- 島ショウガ
くるまどうは、ヨロン島内にあるお土産屋の中で一番オリジナル商品が多い印象です。
自家製農園でオーナー自らが育てている、薬草やさとうきびを使っているからこそ、できる商品開発なのでしょう。
商品のラインナップは、時期によっても変わりますので、ぜひ一度訪れてチェックしてみてくださいね。
ちなみにお土産の商品数が一番多いお店は、「サンコーラル」です。
売っている商品が違いますので、どちらもおすすめですよ。
私がおすすめしたい商品
個人的におすすめの商品は、ピーナッツに純黒糖を絡めたお菓子「がじゃ娘」です。
とにかく一度食べたら止まらないおいしさ!
特におすすめポイントは、純黒糖のザクザクとした食感と、食べ続けていても重くないところです。
甘いもの好きな方は、ぜひ食べていただきたい!
がじゃ娘のこだわり
私が実際に食べて本当においしかったイチオシ商品「がじゃ娘」のこだわりを紹介します。
今回、特別にオーナーの鬼塚さんに、がじゃ娘の作り方を伺うことができました。
個人的に一番驚いた点は、以下の工程をすべて手作業で行っていることです。
- ピーナッツを弱火でじっくり焙煎
- コーティング用の黒糖を製造
- 手作業で黒糖をからめる
鬼塚さんは、「手作りにこだわっているから、大量に作れないけど、カリッとした食感をお客様に食べてもらいたい」と楽しそうに話してくださいました。
ピーナッツをじっくり手作業で焙煎しているからこそ、素材本来の香りが引き立つんだなと実感できました。
がじゃ娘のおいしさの秘密が、わかった瞬間でしたね。
くるまどうがこだわる純黒糖
くるまどうオーナー鬼塚さんが、こだわって作っている純黒糖。
かんたんに、純黒糖と加工黒糖の違いを紹介します。
- 純黒糖とは
さとうきびだけを絞って煮詰めたもの - 加工黒糖とは
黒糖にザラメや水飴等を混ぜ、成分調整したもの
世の中に出回っている黒糖の商品は、加工黒糖といい、様々な糖質を混ぜて加工したものです。
一方で、純黒糖は手間もコストもかかり、生産する業者自体が減ってきている状況。
くるまどうは、ヨロン島でも珍しい純黒糖を生産しているだけでなく、さとうきび自体も自社栽培をしているこだわりが凄い!
ぜひ、味わっていただきたい一品です。
くるまどうの場所・アクセス
※スマホで地図内の青字「拡大地図を表示」をタップするとGoogleマップアプリが起動します
くるまどうは、ヨロン島の麦屋という島の中心街から離れた百合ヶ浜に、ほど近い場所にあります。
おすすめの移動手段は、レンタカーもしくは電動自転車です。
※くるまどうは、バスが通っていない場所にあります
また、くるまどうの近くには、百合ヶ浜だけでなく、いくつかの観光スポットがあるので、合わせて行くと効率的に島を楽しめますよ。
くるまどうの基本情報
それでは、くるまどうの基本情報を紹介します。
定休日・営業時間等、行かれる前にご確認くださいませ。
店舗名 | くるまどう |
お店のジャンル | お土産屋 |
住所 | 鹿児島県大島郡与論町麦屋 |
電話番号 | 0997-97-5124 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
決済方法 | 現金、PayPay |
駐車場 | 有り(無料) |
たばこ | 禁煙 |
くるまどうのお休みは、不定休となっています。
かき氷をどうしても食べたい!という方は、くるまどうの近くにあるお食事処「味咲」でも、かき氷を食べられますよ。
くるまどうの評価
価格(私が支払った) | ¥930 |
価格の幅(かき氷+ドリンク) | ¥800~¥1,000 |
総合満足度 | ★★★★☆ |
フードのおいしさ | ★★★★★ |
居心地の良さ | ★★★☆☆ |
接客 | ★★★★★ |
立地 | ★★★★☆ |
気になるお値段ですが、かき氷(小)が¥500なので、さとうきびジュース(¥430)をつけても¥1,000未満でした。
観光地にも関わらず、良心的なお値段がありがたい!
ただ、一つリクエストがあるとしたら、外にテラス席やベンチがほしいですね。
店内のイートインスペースが埋まっているようであれば、かき氷やさとうきびジュースをテイクアウトしてビーチで食べるのもアリですよ。
独自取材1:さとうきびジュースの作り方
今回、特別にさとうきびジュースの作り方を一から取材させていただきました。
作業工程としてはいたってシンプル、「さとうきびを絞るだけ」です。
もちろん無添加・無調整なので、体にも優しい!
それでは、作る工程を紹介します。
さとうきびジュースの作業工程
さとうきびジュースは、くるまどう看板娘さやかさんの手作りです。
絞り機の上部からさとうきびを入れると、ベルトコンベアー式にさとうきびが絞られていきます。
「こんなに絞られるの!?」というくらい、さとうきびが、平べったくなっていました。
ただ、力いっぱいさとうきびを機械に入れないと絞れないので、女性には重労働です。
たいへんな作業…。
さとうきびを絞ると機械の側面から、チョロチョロと、さとうきびの汁が流れ出てきます。
さとうきびの汁をこし器にかけることによって、さとうきびの繊維を取り除いているとのこと。
細かい気配りがありがたいですね。
ちなみに、1杯のさとうきびジュースを提供するためには、さとうきびが3本~4本も必要になります。
最後の工程は、「氷でさとうきびの汁を冷やす」です。
さとうきびの汁を冷やす理由をさやかさんに伺ったところ「おいしくいただけること以外に、殺菌作用があるんですよ」とのこと。
以上がさとうきびジュースの作り方です。
また飲みたくなってきましたよ。
独自取材2:サータアンダギーの作り方
さとうきびジュースだけでなく、サータアンダギーの作り方についても取材させていただきました。
くるまどうでは、さやかさんがさとうきびジュース以外にも「サータアンダギー」を作っています。
作ったサータアンダギーは、以下、ヨロン島内のスーパーで販売していますので、お土産にいかがでしょうか。
それではさっそく、サータアンダギー作りを紹介します。
サータアンダギーの作業工程
まず最初の工程は、くるまどうに伝わる秘伝のレシピにもとづいて、サータアンダギーの生地を作るところからはじまります。
レシピは完全に非公開とのことで、教えてもらえませんでした。
当たり前ですね(笑)
さやかさんは、慣れた手付きでリズムよく、サータアンダギーの生地を油の中に投入していきます。
生地を油の中に投入して、約1分くらいで浮いてきましたよ。
生地を油の中に投入して約8分で完成です。
1つ試食させてもらいましたが、黒糖の風味がダイレクトに伝わってくるおいしさでした。
くるまどうのサータアンダギーは、基本的にはスーパーに出荷されますが、たまに店頭販売もしているようです。
見つけたら即買い必至ですね!
まとめ:島の駅 くるまどうについて
この記事では、期間限定ながらヨロン島で唯一、さとうきびジュースを提供してくれる「島の駅 くるまどう」を紹介しました。
それでは最後に、くるまどうのおすすめポイントについて、おさらいしましょう。
- さとうきびジュースが飲める
- かき氷が食べられる
- お土産が充実している
12月~4月、5月あたりであれば、さとうきびジュースが飲めます。
ヨロン島にお越しの際は、ぜひくるまどうに行ってみてくださいね!
それでは!
与論人ジャッキー(@jacky_top_2019)でした!