こんにちは!
与論島生まれ、与論島育ちのジャッキー(@jacky_top_2019)です!
与論島のメジャーな観光情報や行き方などは、ネットに多くアップされています。
ところが、与論島の文化や生活など、観光客の方が知っても得する情報はネット上にあまりアップされていません。
ということで本記事では、より与論島を深く知ってもらうために、「与論島豆知識」を紹介しちゃいます!
この記事を読んで、更に与論島を好きになってくれると嬉しいです!
主な与論島の豆知識は以下の通りです。
・与論島の観光情報
・与論島の生活や文化
・与論島の生き物
与論島の観光に関する豆知識
与論島の豆知識1つ目は観光情報に関する内容です。
知ってなくても良いけど、知ってるとちょっと得する情報を紹介します。
ちなみに、与論島のメジャーな観光スポットに関する紹介は、別記事にまとめているので、そちらをご覧くださいませ。
与論島の映像が日本国際観光映像祭で初代グランプリを獲得
2019年に初開催された「日本国際観光映像祭」の日本部門で、与論島の8K映像が初代グランプリの座に輝きました。
参考:南海日日新聞
与論島が日本の観光地の中で一番とは言いませんが、ある一定のご評価を頂いたと思いますので、本当に嬉しかったですね。
しかも映像もキレイな上に、与論島の魅力が全て盛り込まれている印象です。
ぜひ一度ご覧くださいませ!
ちなみに与論島の映像は、グランプリ以外にもベストフィルム賞も受賞していました。
国際観光映像祭「ART & TUR」で2位を獲得
日本の映像祭でグランプリを獲得した結果、与論島の映像は海を渡ることになります。
なんと、2019年10月にポルトガル(トレシュベドラシュ)で開催された「ART & TUR」に招待されたのです。
そして世界中の映像関係者に、与論島の絶景を審査された結果は、堂々の「2位」獲得!
(国際コンペティションには世界52か国から219作品がエントリー)
世界に評価された与論島の絶景を誇らしく思います。
参考:与論町公式HP
与論島を舞台にした人生ゲーム
2013年に与論島をまるまる人生ゲームのマップにして、リアルな人生ゲームを楽しむイベントが開催されました。
販売元のタカラトミーと与論町(与論島の自治体)が企画しましたが、残念ながら今行われていません…。
遊び方は、通常の人生ゲームと同じ。
ルーレットを回し、出た目の数だけ進み発生したイベントを楽しむ内容です。
ただ、さすがリアルを追求した人生ゲームですよね、最終的に残ったお金は与論島で実際に買い物が出来ました。
人生ゲームでゲットできるお金
与論島のことを別名「パナウル王国」と呼びます。
与論島の方言で「パナは花」、「ウルはサンゴ」の意味なんです。
人生ゲームでゲットできたお金の単位は「STAR」で100STAR=100円で利用できました。
今私の手元には100STARのみがありますけど、実際に使えるか不明です(苦笑)
記念に取っておこうと思います。
寺崎海岸、トゥマイビーチ、ナーバマビーチの違いを解説
上の写真を見て、勘違いしていた方もいるのではないでしょうか。
寺崎海岸だと思っていたビーチは、なんと「トゥマイビーチとナーバマビーチ」だったんです。
ちなみにヨロン島を一躍有名にしてくれた映画「めがね」のロケ地は、「トゥマイビーチ」です。
与論島の生活・文化に関する豆知識
与論島の豆知識2つ目は、「生活や文化」に関する内容です。
観光客の方にも馴染み深い内容からマイナーな情報まで色々紹介していきますね!
与論島に信号機は1機しかない
与論島は人口約5,000人が暮らしているにも関わらず、信号機が1つしかありません。
本当は信号機の設置は不要という意見も聞きますが、設置せざるを得ない理由があるようです。
答えは、ズバリ教育のため。
与論島の若者は、高校を卒業したら大体が、鹿児島、大阪、東京などの都会に出ます。
島外に出た際、信号の渡り方を知らないことは許されない、ということで、信号機が設置されたようです。
一応信号機は設置されていますが、点滅している時も多いですし、そもそも交通量も少ないので正直あまり機能していないですね。
信号機の設置場所
信号機は、茶花(ちゃばな)という与論島一の繁華街に設置されています。
繁華街なので、この場所に信号機を設置したのだと思いますけど、より事故が起きそうな場所があるんですけどね(苦笑)
レンタカーを運転する際には、くれぐれも事故を起こさないよう気をつけて運転してくださいませ。
与論島で運転していると、島民の車が急に出てくるときがありますので、本当に注意が必要です。
与論島の方言
与論島の独特な文化の1つに方言があります。
全てを紹介することは難しいので、ぜひ幾つか覚えて与論島に行ってくださいね!
- 挨拶
トートゥガナシ=ありがとうございます
イジクン=行ってきます
ナーヤー=さようなら
マサイビュータン=ごちそうさま
タンディドーカ=ごめんなさい - 与論人が口癖のように使う方言
ワイ!=あれま!、マジか!
アッセー=あれま!
ワイタンデー=めちゃ大変! - 言われて嬉しい方言
チュラメーラビ=美人の女性
チュラニセー=イケメン
与論島に行くとお店や、居酒屋等で与論人と会話する機会があると思うんです。
ぜひ方言を使って、与論島民とコミュニケーションを取ってみてくださいね!
すぐ仲良くなって、楽しい思い出になると思いますよ!
与論島のふるさと納税
与論島も他の自治体と同様にふるさと納税を行っています。
返礼品は毎年ちょっとずつ変わりますけど、継続的に人気を維持している返礼品はマンゴーやドラゴンフルーツといった与論島産の南国フルーツ!
使い道はサンゴ礁の保護活動費や毎年2月に開催されるヨロンマラソンの運営資金等に充てられます。
与論島の維持発展に関心があり、気に入った返礼品があれば、ふるさと納税の候補としてもらえると嬉しいです!
与論島のふるさと納税は以下サイトで取り扱われていますので、ぜひチェックしてくださいませ。
与論島の生き物に関する豆知識
与論島の豆知識3つ目は、「生き物」に関する内容です。
与論島には川が無いので、生態系としては特異な土地ではありません。(ハブもいませんし)
なので、奄美大島や沖縄の西表島のような、その島にしかいないといった生き物は聞いたことがありません。
とはいえ、本土にはいないような生き物が複数種類いますので、いくつか紹介します!
星の砂と太陽の砂
星の砂(星砂)は、沖縄・奄美地方のお土産の定番で、与論島のお土産ショップでも星砂入の小瓶が安く販売されています。
星の砂自体は、亜熱帯地方のサンゴ礁が広がる海であれば採れるのですが…、実は砂じゃありません。
ん??砂っていってるのに砂じゃないってなに!? っていうツッコミはごもっともです。
詳しく説明していきますね!
星の砂は単細胞生物の殻
星の砂は、有孔虫という海にに生息する凄く小さい単細胞生物の殻なんです。
そして殻は、炭酸カルシウムなんですって…。
星の砂って響きだけでロマンティックだったのに(苦笑)
なので星の砂は、厳密に言うと砂ではなく生き物の残骸ということになります。
星砂は百合ヶ浜で採れる
与論島で星の砂を見つけたい場合は、百合ヶ浜が手っ取り早いです。
百合ヶ浜での星の砂探しは、地味な遊びですけど、想像している以上に熱中して探しちゃいます。
「歳の数だけ星の砂を拾えば幸せになれる」って、子供の頃に教えてもらったことがあるので、ぜひトライしてみてくださいね!
【マイナーな存在】太陽の砂
実は星の砂の影に隠れて「太陽の砂」という砂もあるんです。
ちなみにこちらも有孔虫の殻。
太陽の砂は、名前の通り形が太陽のマークそのものなんです。
星の砂と併せて太陽の砂も探してみてくださいね!
ヤシガニ
ヤシガニとは与論島を含む沖縄・奄美地方に生息しているヤドカリの仲間です。
特長はハサミの力が強いこと。
人間の指であれば切り落とせるほどの握力があります。
ちなみに現在では乱獲により非常に数が少なく、絶滅危惧種(環境省の絶滅危惧II類)に指定されているほど。
もし見つけたとしても、遠くから写真を撮るくらいで、そっとしてあげてくださいね。
サイカブトムシ(タイワンカブトムシ)
与論島には、奄美群島や沖縄と同じく、少し珍しいカブトムシが生息しています。
与論島では、タイワンカブトムシと呼ばれていますが、最近はサイカブトムシという名前のほうが一般的のようです。
そのサイカブトムシですが…、実は外来種で害虫なんです。
ヤシの木、サトウキビを食い荒らすので、見つけたら駆除するように教わりました。
カブトムシが害虫だなんて信じられないですけどね。
まとめ:与論島の豆知識
最後まで読んで頂きありがとうございます。
この記事では、厳選した与論島の豆知識を紹介しました。
今後も与論島ファンの方に、深く与論島を知ってもらえるような内容を追加していく予定です。
こんな豆知識あるよ!こんなネタどうですか?といったリクエストがありましたら、ぜひTwitterやブログのコメントで教えて下さいね!
それでは!
与論人ジャッキー(@jacky_top_2019) でした!