こんにちは!
与論島生まれ、与論島育ちのジャッキー(@jacky_top_2019)です!
『やっぱり飛行機は高いから安くフェリーで行けたらいいなぁ~』と思っている方、いませんか?
この記事では、与論人だからこそ分かるフェリーを使った与論島までのアクセス方法について紹介します!
この記事を参考にして一番安く、一番効率の良い方法で、与論島に行ってくださいね。
紹介する内容は…
・最安値で与論島まで行く方法
・フェリーのメリット・デメリット
・おすすめのフェリー会社
・台風でフェリーが欠航した時の対処法
この記事を読むとフェリーに乗る基本情報と台風シーズンが重なった時の対処法が分かるので、是非とも参考にしてくださいませ!
- フェリーで与論島に行くことを検討している
- 少しでも安く与論島まで行きたい
- 台風接近時の対処法について知りたい方
結論:与論島まで最安値で行く方法【フェリーに乗るしかない】


それでは真っ先に、与論島まで最安値で行く方法を教えます。
- 飛行機:LCCもしくはANA・JALの深夜便で那覇まで行く
- フェリー:那覇港からフェリーに乗り与論島まで行く
この那覇経由の “ LCC or 深夜の飛行機 + フェリー ” が、間違いなく最安値で与論島まで行く方法です。
予約する時期が早ければ、片道(飛行機+フェリー)¥15,000以内で収まることもあります。
ただ…、フェリーには “メリット・デメリット” がありますので、本記事で詳しく紹介するので、参考にしてくださいませ。
1円でも安く飛行機チケットを入手する方法
チケット発売日に、スカイマークやLCCの予約をすると那覇空港まで激安で行けます。
ただ…、仕事や学校があるので、数ヶ月前~半年前に予約できない方もいると思うんです。
その場合は、チケット比較サイトを利用して1円でも安く予約してくださいね!
与論島までの航路、港の情報


与論島行きのフェリーは、沖縄 or 鹿児島が出航のスタート地点です。
なので、まず飛行機や新幹線で、沖縄 or 鹿児島に行ってくださいね。
フェリーの航路 上り:沖縄→与論島
沖縄から与論島に出航している港は2ヶ所あります。
- 沖縄(那覇港)→与論島(供利港)
- 沖縄(本部港)→与論島(供利港)
沖縄 那覇港の場所
※スマホで地図内の青字「その他のオプション」をタップするとGoogleマップアプリが起動します
那覇空港から那覇港へのアクセスは簡単かつ近いので、サクッと行けますよ。
那覇港へ行くには、那覇空港からゆいレール(沖縄のモノレール)に乗り、旭橋駅下車、徒歩約15分で到着します。
沖縄 本部港の場所
※スマホで地図内の青字「その他のオプション」をタップするとGoogleマップアプリが起動します
こちらが本部港の場所です。
那覇空港からやんばる急行バスで行けますが、¥2,000ほどかかります。
本部港まで行く時間(約2時間)、追加費用を考えると那覇港から乗船した方が便利ですね。
何かのついで以外は、本部港を利用することはありません。
フェリーの航路 上り(沖縄→与論島)の時刻表
港名 | 時間 | 何日目 |
---|---|---|
沖縄(那覇港) | 7:00発 | 1日目 |
沖縄(本部港) | 9:00着、9:20発 | 1日目 |
与論島(供利港) | 11:50着、12:10発 | 1日目 |
沖永良部島(和泊港) | 14:10着、14:40発 | 1日目 |
徳之島(亀徳港) | 16:30着、17:00発 | 1日目 |
奄美大島(名瀬港) | 20:30着、21:20発 | 1日目 |
鹿児島(鹿児島新港) | 8:30着 | 2日目 |
那覇港から乗っても、本部港から乗っても与論島には11:50に到着するので、午後は思いっきり遊べますよ。
あー!
与論島に帰りたくなってきました(笑)
那覇港に激近なおすすめホテル:那覇ウエストイン


那覇港からフェリーに乗る場合、基本的にはホテルで一泊しなければいけません。
※深夜便なら那覇空港に到着後、那覇港に向かってくださいませ
朝7:00の出港なので、出来るだけ那覇港に近いホテルが助かります。
今回紹介する那覇ウエストインには、過去3回ほど泊まりましたが、毎回大満足でした!
それでは、私が感じたおすすめポイントを紹介しますね!
- 那覇港まで近い
徒歩5分で到着します。
那覇港の出港時間が朝7:00なので、めちゃ助かります。
- 清潔
写真を見てもらえれば分かる通り、凄くキレイです。
掃除も行き届いており、清潔感がありました。
- 騒音が少ない
コンクリート造なので、隣の音が聞こえませんでした。
ぐっすり眠れます。


那覇ウエストインの場所
※スマホで地図内の青字「その他のオプション」をタップするとGoogleマップアプリが起動します
最寄りの駅は、那覇港と同じく「旭橋駅」です。
ゆいレール(沖縄のモノレール)に乗り、旭橋駅下車、徒歩約10分で那覇ウエストインに到着します。
フェリーの航路 下り:鹿児島→与論島
鹿児島から与論島に出航している港は1ヶ所「鹿児島新港」のみです。
- 鹿児島(鹿児島新港)→与論島(供利港)
鹿児島 鹿児島新港の場所
鹿児島新港に行くためには、まず鹿児島中央駅に行きましょう。
鹿児島中央駅から2パターンのアクセス方法があり、どちらも約20分で行けますよ。
- ポートライナーバス
- タクシー
フェリーの航路 下りの時刻表
鹿児島新港から毎日18:00に与論島行きのフェリーが出航しています。
与論島に到着する時間は、翌日13:40なので、フェリーで一泊しますので、船酔い確実の方は厳しいかも知れません(苦笑)
港名 | 時間 | 何日目 |
---|---|---|
鹿児島(鹿児島新港) | 18:00発 | 1日目 |
奄美大島(名瀬港) | 5:00着、5:50発 | 2日目 |
徳之島(亀徳港) | 9:10着、9:40発 | 2日目 |
沖永良部島(和泊港) | 11:30着、12:00発 | 2日目 |
与論島(供利港) | 13:40着、14:10発 | 2日目 |
沖縄(本部港) | 16:40着、17:10発 | 2日目 |
沖縄(那覇港) | 19:00着 | 2日目 |
フェリーを利用した際の所要時間
那覇港、鹿児島新港からフェリーに乗船した場合の時間は、以下の通りです。
- 那覇港→与論港:約5時間
- 鹿児島新港→与論港:約19時間30分
明らかに鹿児島新港からフェリーに乗ると時間がめちゃかかります。
那覇港~与論港ですら5時間もかかるので、鹿児島新港からフェリーに乗る場合は、時間に余裕がある時にご検討くださいませ。
ただ…、フェリーは飛行機よりも値段が安いので、少しでも旅費を節約したい方は那覇港経由のフェリーなら検討の余地はありです!
与論人の私もお財布事情が厳しい時は、フェリーに乗って帰っています(汗)
与論島行きフェリー 基本情報とおすすめのフェリー会社


与論島行きのフェリーは、以下の2社によって、1日交代で運航されています。
どちらのフェリーを選んだほうが良いのか??【超重要】


結論としては、“マリックスライン”のフェリーに乗ることを強くおすすめします。
ただし、前提があります。
その前提は “台風接近時” です。
フェリーに関する与論島民の常識がありまして…、
『マリックスラインは、ちょっとくらいの台風であれば、運行してくれる』
このように与論島民のマリックスラインに対する信頼は厚いです。
マルエーフェリーはダメなのか?
台風が接近していない普通の天候時には、マルエーフェリーでも問題ないです。
現に私自身も帰省する際にマルエーフェリーに、何度も乗っています。
ただ…、やはり台風時に、どうしても与論島に帰りたい時は、マルエーフェリーを選ぶことはありません。
マルエーフェリーは安全確保の観点だと思いますが、欠航の判断がめちゃ早く、台風による影響が少しでもあるとすぐに欠航となります。
観光で与論島にお越しになる方は、7月~9月末が多いので、ガッツリ台風シーズンにフェリーを検討することになると思います。
おすすめとしては、台風接近のことを想定して、マリックスラインを予約した方が良いですよ!
マリックスラインのフェリー


マリックスラインのフェリーは、船体に “MARIX LINE” とロゴが記載されています。
マルエーフェリー(A”LINE)のフェリー


マルエーフェリーの場合は、船体にA” LINEと記載されています。
フェリーの乗船価格と予約


フェリーの乗船価格
フェリーの乗船価格は、3ヶ月ごとに変更される場合があります。
少なくとも年に1回は、ほぼ確実に価格改定されていて、その理由は燃料油の購入価格によるものです。
最新の価格については、以下オフィシャルHPを参考にしてくださいね。
フェリーの予約方法
マリックスライン、マルエーフェリー共に電話とインターネット(WILLER)で予約受付をしています。
※オフィシャルHP、スマホアプリで予約は出来ないのでご注意ください
- 電話:マリックスライン予約詳細(PDF)
・予約先(東京):03-3511-3750
・予約先(沖縄):098-862-8774
・予約先(鹿児島):099-225-1551 - インターネット予約先(WILLER)
- 電話:マルエーフェリー予約詳細
・予約センター:099-226-4141 - インターネット予約先(WILLER)
与論島行きのフェリーは、電話予約・インターネット予約の両方に対応していますので、予約しやすい方法を選んでくださいね!
乗船ランク(等級)
フェリーには、乗船ランク(等級)があり、ランクに応じて施設や設備や快適さに差があります。
※フェリーの種類によって若干の違いあり
- 2等
オープンスペース(下はカーペット)で、いわゆる “ざこ寝” スタイルで船旅を楽しみます。
大学生や若い子たちがいると、トランプやお酒を飲んだりするので眠れないかもです(苦笑)
ちなみに毛布はあります。
また、2等でも寝台の個室(2段ベッド)が備わっているフェリーもありますよ。
- 1等
1等の中でも以下のような部屋の種類があります。
1人部屋
2人部屋
4人部屋
※設備は、個別のベッド or 2段ベッド、テレビ、洗面所あり
- 特等
個別のベッドは当たり前として、ソファーやテーブルなどもあり、まるでホテルの一室です。
マリックスライン クーンコーラルプラス 1等洋室(4人部屋)


1等洋室4人部屋の室内です。
手前にテレビがあり、奥中央にエアコン、両サイドに2段ベッドがあります。
那覇港から与論の供利港まで乗りましたが、その間は私以外に誰もお客さんがいなくてラッキーでした。
エンジン音は殆どせず、静かでクーラーも効いていて、2等とは快適さが段違い!
ただ、海上ということもありテレビはBSしか映りませんでしたが、即爆睡したので全く問題なかったですね。
フェリーのメリット、デメリット
ぜひ知ってほしい “フェリーのメリット、デメリット”を紹介します。
事前にメリット、デメリットを把握することで、自分に合ったプランを立ててくださいね!
フェリーのメリット
3つの理由をピックアップしましたが、なんだかんだ言って、フェリーは飛行機よりも圧倒的に安いんですよね!
間違いなく“最大のメリットは価格”です!
- 安く行ける!
飛行機の半額以下 - 船旅が楽しめる
- 車やバイクを島まで運ぶことができる
フェリーのデメリット
1番のデメリットは “台風” です。
こればっかりは自然のことなので、ホントにいつも頭を悩ませています。
与論出身の私ですら判断ミスをする時がありますので…。
台風のタマゴの “熱帯低気圧” が発生したら、台風の予想進路を確認しつつ、予約したフェリーを解約するし、与論島までの航空チケットを買うか否か悩みます。
ちなみに飛行機は台風が接近していてもフェリーに比べて運行の可能性は高いので、与論島への到着確率は格段に上がりますよ。
費用を取るか、確実性を取るか、本当に悩ましい!
とはいえ、巨大な台風が来たらフェリーも飛行機も欠航なんですけどね(苦笑)
- 台風で欠航するリスクがあり、欠航になったら急遽飛行機を確保する必要がある
特に7月~10月の台風シーズンは注意が必要 - 沖縄から乗る場合、沖縄で1泊する必要があるため、ホテル代がかかる
- 飛行機に比べ時間がかかる
・飛行機 那覇→与論島間:30分
・フェリー 那覇→与論島間:5時間
台風情報をチェックできるサイト、スマホアプリ
与論島民が常日頃チェックしている台風情報サイト、アプリを紹介します。
- Joint Typhoon Warning Center (JTWC)
米軍が運用している気象サイトです。
このサイトにアクセスしたら、“TC Warning Graphic” を見ると台風の進路が分かります。




那覇での1泊を回避する方法について


どうしても宿泊費も節約したいという方いますよね、気持ちはよく分かります。
結論としては、ANAやスカイマーク等、夏場だけ運行している飛行機の深夜便を利用することで、那覇での1泊を回避することができます。
2020年は新型感染症の問題で、深夜便は各社ともに飛ばしていませんので、2021年に期待しましょう。
一旦、深夜便のメリット・デメリットだけでも紹介しますね。
- メリット
・深夜便だと1万円を切る価格で安い
・那覇で1泊しなくても良い - デメリット
・フェリーが出発するまで時間がかかる
・寝不足になり体調を崩す可能性がある
例年ANAは7月~8月末頃まで「ギャラクシーフライト」と銘打った深夜便を「羽田~那覇」経路のみ運行しています。
予約するタイミング次第ですが、1万円を切る価格でかなり安いです。
学校・仕事帰りに、この便に乗って那覇に行き、フェリーが出発するまで空港で寝て待てば、那覇で1泊しなくても大丈夫なプランとなり、費用もかなり抑えられます。
失敗談! 台風の影響で足止めになった場合、まず何をすべきなのか!?


フェリーに乗ることを前提にスケジュールを組んだことで、結果として無駄な宿泊費がかかったり、野宿(コンビニの立ち読みで一晩過ごす)など、若い時から何回かやらかしています、わたくし。
その失敗から真っ先にしないといけないことを説明します。
すべきこと① 与論島行きの航空チケットを早急に手配する
台風で、与論行きのフェリーが欠航になったら、まず真っ先に与論島行きの航空チケットを確保しましょう。
那覇港にいるなら、タクシーで那覇空港に行ってください。
那覇空港に到着したらJALのカウンターに走っていき、チケットが空いているかを確認し、空いていなければ、キャンセル待ちが可能なのか否かを確認しましょう。
すべきこと② ホテルを確保する
与論島行きの飛行機のチケットが確保できなかったら、今晩泊まるホテルを確保しましょう。
ここ数年の沖縄ブームで宿の確保が難しい上に、台風で足止めを食らっている観光客で、ホテルの争奪戦になること必死です。
1泊くらいなんとか空港の椅子で眠れるかもしれませんが、流石に2泊以上は辛いです。
台風は気まぐれなので、速度が遅くなってその場で停滞することもあります。
そうなったら1日では去ってくれません。
以下の4連コンボが一番厳しいです…。
- 沖縄に来ました
- フェリーが出ません
- 飛行機のチケットが取れません
- 泊まるところがありません
これは本当に厳しい!
まとめ:フェリーで与論島に行く際のポイント


それでは最後に、与論島までフェリーを利用する際のまとめです。
- 与論島行きの最安値は “深夜便+フェリー”
- フェリーのメリットは、飛行機に比べて “安い”
- フェリーのデメリットは、飛行機に比べて台風に “弱い”
- フェリーはマリックスラインがおすすめ
- 台風でフェリーが欠航したら航空チケットもしくはホテルをすぐに探す
フェリーのメリット・デメリットを総合的に考えつつ、与論島までの行き方を検討してみてくださいね。
とはいえ、やっぱりフェリーを前提に旅行のスケジュールを組むことはリスクが高い!と思われる方は、飛行機で沖縄から与論に行く方法を検討してくださいね!
それでは!
与論人ジャッキー(@jacky_top_2019) でした!