こんにちは!
与論島生まれ、与論島育ちのジャッキー(@jacky_top_2019)です!
この記事では、与論島の文化や歴史を今に伝える「与論民俗村」について紹介します。
与論島のルーツを知るなら最適な観光スポット!
ぜひチェックしてくださいませ。
本記事で紹介する与論民俗村に関する内容は以下です。
・施設の内容
・体験教室の内容
・場所、行き方
といった内容を詳しく紹介します。
与論民俗村とは
与論民俗村とは、与論島の文化や昔使われていた農具・生活用品を後世に残すべく設立された民俗資料館です。
屋外に設置されている民俗資料館は、与論民俗村しかありません。
与論島の文化や昔の生活に興味がある方は、ぜひ行ってみてくださいね!
与論民俗村の場所・行き方
※スマホで地図内の青字「拡大地図を表示」をタップするとGoogleマップアプリが起動します
与論民俗村は、ヨロン島の繁華街「茶花(ちゃばな)」の反対側にあり、車だと約15分で到着します。
あと注意点としては、ヨロン島は坂が多い島だということ。
よって、歩いて島内を移動することは、かなり無茶なので、レンタカーがおすすめです。
「車の免許なんてを持っていないよ!」という方は、レンタバイクか最低でも電動自転車で移動してもらえると快適な旅が楽しめます。
与論民俗村の見どころ
与論民俗村は、係員の方が付いてくださり、村内を案内してくれるスタイルです!
博物館や美術館は、展示物だけを眺めても、分からないことが多すぎませんか?
展示物を一つ一つ丁寧に説明してくれるスタイルは、めちゃありがたいです。
ぜひ、与論島の歴史・文化・暮らしを知ってくださいね。
与論島民の暮らしを再現
与論民俗村に入ると、与論島の昔の家屋(かやぶき屋根の台所、母屋)を再現しているエリアがあります。
与論島は台風が多い島。
一つの建物が被災しても生活できるよう、複数の家屋を別棟として建てるとのこと。
台風が多い地域ならではの知恵ですね。
くりぬき枕
個人的なおすすめは「くりぬき枕」体験!
くりぬき枕は、元々一枚だった板をくり抜いて作る「折りたたみ式の携帯枕」なんです。
実際に試し寝をできますので、寝心地を確認してみてくださいね。
焼き物:壺エリア
与論島は山がないので、焼き物に最適な土があまりとれない地域。
そういう土地柄もあり、焼き物の文化としては歴史が浅いんです。
与論民俗村に展示されている壺は、実際に一般家庭で使われていたもので、調味料(味噌や塩等)を保存していたようですよ。
沖縄の伝統的な建物
与論民俗村には、伝統的な赤煉瓦の沖縄家屋があります。
与論島は、沖縄県ではなく鹿児島県(最南端の島)なので、沖縄家屋自体が与論島では珍しい建物なんです。
ちなみに沖縄家屋は、ちょっとした台風じゃ倒壊しないと説明を受けました。
その理由は「赤煉瓦の重量があるのに建っていられるくらいの強度だから」という理由ですが、沖縄の家屋と違い与論島の家屋は台風に弱いんです…。
沖縄の家屋が羨ましすぎますよ!
与論民俗村の体験教室
与論民俗村では、昔ながらの玩具や衣服を作る体験教室を実施しています。
旅の思い出づくりにどうでしょうか。
作った品はオリジナルのお土産になるので、旅の思い出づくりに最適ですね!
※体験教室は全て完全予約制になっていますので、事前にご予約をお願いします
→予約先(与論民俗村):0997-97-2934
草木染め体験/藍染体験
与論島に自生するフクギ、シャリンバイ等の草木の液や藍の液で布を染め上げる体験教室です。
与論民俗村のお土産コーナーにも、藍染めをしたTシャツ等売っていますが、自分で作ると思い入れが深くなりますよ。
- ハンカチ・バンダナ
・料金:1,500円
・時間:約1時間 - Tシャツ
・料金:2,500円
・時間:約2時間 - ストール
・料金:3,000円
・時間:約2時間 - エコバック
・料金:3,000円
・時間:約2時間
郷土玩具作り
与論島を含む奄美群島、沖縄の植物で作る郷土玩具の体験教室です。
ソテツ葉虫かご、アダン葉風車、アダン葉髪飾り、全3つの郷土玩具を体験できるお得なプラン!
- 郷土玩具作り
・料金:1,500円
・時間:約1時間
※全3種類の郷土玩具が体験可能
くりぬき枕作り
くりぬき枕とは、一枚の板をくり抜いて作る木製の枕です。
与論民俗村には、くりぬき枕の試し寝コーナーがあります。
実際に試して気に入ったら、作ってみてくださいね。
- くりぬき枕作り
・料金:3,000円
・時間:2時間~3時間
芭蕉布コースター織り
芭蕉という植物の繊維を裂いて糸をつくり、機織り(はたおり)機でコースターを作ります。
なかなか、機織りをする機会は無いと思いますので、ぜひ体験してみてくださいね!
- 芭蕉布コースター織り
・料金:2,500円
・時間/約2時間
※体験可能人数:1~2名
サトウキビ絞り体験【団体向けプラン】
団体向け(10名~)のサトウキビを絞り、黒糖を作る体験教室です。
また例年12〜3月のサトウキビ収穫シーズンに、行われる時期限定のプランでもあります。
元々はサトウキビの絞り機に、牛や馬をつなぎ丸太を引っ張らせるのですが、体験教室では人間がまわします。
サトウキビで作る黒糖の味を楽しんでくださいませ。
- サトウキビ絞り体験(黒糖作り体験)
・料金:3,000円/人
・時間:4時間~5時間
※体験可能人数:10名~
与論民俗村の基本情報
施設名 | 与論民俗村 |
施設のジャンル | 資料館 |
住所 | 鹿児島県大島郡与論町東区693-2 |
電話番号 | 0997-97-2934 |
営業時間 | 9:00〜18:00 |
定休日 | 不定休 |
決済手段 | 現金、クレジットカード、キャッシュレス対応可(PayPay等) |
駐車場 | 有り(無料) |
料金 | 大人500円、子供300円 |
YouTube:与論民俗村
旅する社長YouTuber「もーりーさん」と一緒に与論民俗村にお邪魔しました。
本記事と合わせて、映像でも与論民俗村をチェックしてくださいね!
与論民俗村の雰囲気がよく分かりますよ。
お土産情報:美味すぎる漬物
全ての施設をまわり終わったら、漬物を試食させてくれます。
「パパイヤ漬け」「ウコン漬け」「味噌漬け」など、色々な種類の漬物は、スーパーに売っていないものばかり。
与論民俗村のお土産コーナーで、チェックしてくださいね!
まとめ:与論民俗村とは
本記事では、与論島の歴史、文化、暮らしを知ることができる「与論民俗村」を紹介しました。
それでは最後に、与論民俗村について、おさらいしましょう。
- 与論島のルーツを知ることができる
- 体験教室がある
- レンタカーで行くことがおすすめ
与論民俗村は、昔の暮らしを知ることができる貴重な観光スポットです。
ぜひ与論民俗村で、文化や昔の生活を体験して、与論島のことをたくさん知ってくださいね!
それでは!
与論人ジャッキー(@jacky_top_2019)でした。