こんにちは!
ジャッキーです!
3度の飯より海外旅行好きのわたくしジャッキーは、これまでアメリカを中心に10カ国、40回以上海外旅行に行っています。
海外旅行に行くとき、個人でホテルや航空チケットを予約する旅行ってメリットはどれだけあるんだろう?
こういう疑問を持ったこと、考えたことありませんか?
先に結論を言いますね。
海外旅行は、個人手配による個人旅行がおすすめです!
それでは、この記事のポイントです。
- 個人旅行、パッケージツアーの定義・違い
- 個人旅行、パッケージツアーのメリット、デメリット
では、記事で紹介していきます。
海外旅行 個人旅行とパッケージツアーの違いとは?
私の経験上、周りに個人旅行を勧めても「いやいや!英語も話せないし、海外怖いし、ハードル高すぎ!外国で車の運転?そんなの無理!」と言われます。
ただ、私もいきなり個人手配で海外旅行に行ったわけではありません。
下記のような流れを経験することで、私は無理なく個人旅行に移行できました。
⇒まずはパッケージツアーで海外に慣れる
⇒海外に慣れたら個人旅行を前提に旅をカスタマイズする
“移行できました”と説明しましたが、正確には“もっと安く自由に旅を楽しむためには?”と思ったときに、個人旅行しか選択肢がありませんでした。
そもそも、このサイトに行き着いていただいた時点で、個人旅行に興味がある方だと思いますので、是非パッケージツアーと個人旅行の違いについて理解してくださいね。
個人旅行とパッケージツアーの定義
- 個人旅行とは?
旅行に必要な航空チケット、ホテル、現地で観光する際に必要なチケットも含め、全て“自分で手配(事前予約)”することが前提の旅行です。
- パッケージツアーとは?
行き帰りの手段(飛行機、バス、列車等)、ホテル、現地観光に必要なチケット等、最低限必要なものから、本来旅行客が手配しなければならないビザ等もオプション費用を払えば、“まるっと” 準備・用意してくれる旅行商品のことです。
また、パッケージツアー選択する際には大きく2つ決めべき項目があります。
- 観光はフリープラン or 決まったプラン通りに添乗員に連れて行ってもらうプラン
- 食事の有無
この2つを決めたあとは、旅行会社が全て手配してくれます。
海外旅行に行く際、必要なタスク項目一覧
海外旅行に行く際、必ず用意になるタスク項目を比較表にしてまとめました。
比較項目 | 個人旅行 | パッケージツアー |
---|---|---|
航空チケット | 自分で手配 | 旅行会社が手配 |
ホテル | 自分で手配 | 旅行会社が手配 |
空港とホテルの往復移動 | 自分で手配 | 旅行会社が手配 |
現地観光チケット等 | 自分で手配 | 旅行会社が手配 / 自分で手配 |
食事 | 自分で手配 | 旅行会社が手配 / 自分で手配 |
ビザ(ESTA) | 自分で手配 | 旅行会社が手配 / 自分で手配 |
こうしてみるとパッケージツアーは、旅行会社が全部手配してくれるので、圧倒的に楽できますね。
それでは、個人旅行とパッケージツアーのメリット・デメリットをみてみましょう。
海外旅行 個人旅行のメリット、デメリットとは?
個人旅行のメリット
個人旅行の2大メリット
- 自由度が高いこと
- 安く旅ができること
- 旅のプランを決め放題
外国に行くと、やりたいこと・観たいもの・食べたいもの、キリがありません。
ただ、個人旅行であれば、その自分の願望に近づけることができます。
なぜなら、自分で旅のプランを自由自在に決めることが出来るからです。
事前にスケジューリングしていた観光地以外にも現地でステキな観光地に出会うことだってあり得ます。
私がグランドキャニオンからレンタカーでモニュメントバレーに向けて走っていた際、Googleマップ上に国定公園らしい場所を発見し、立ち寄りました。(ナバホ国定公園でした)
めちゃくちゃ雄大な景色で、偶然見つけてラッキーでしたよ。
そういう出会いがあることも個人旅行の魅力です。
もちろん、予定にない行動をしたことで、食事の時間が削られてしまいましたが、それもまた自由な旅の醍醐味として思い出に残ります。
- 費用を安く抑えられる
海外旅行をする上で、一番お金がかかる項目が「航空チケット」、「ホテル」です。
■ 航空チケット
4ヶ月くらい前に航空チケットを予約することで、大手航空会社・LCC・経由便予約など関係なく安く予約することができます。
比較検討する際には、スカイスキャナ、トラベルコこの2つを使えば間違いないでしょう。
2018年6月、イギリスに行きましたがカタール航空で往復¥70,000でした。
調べればもっと安いチケットは見つかりますよ。
■ ホテル
個人旅行では、高級ホテルからモーテル、ホステル、B&B、ゲストハウス、テント泊など色々な選択肢があります。
航空チケットを安く抑えるにはある程度限界がありますが、ホテルに関しては値段がピンキリなので、費用を節約しようと思えば工夫の余地があります。
私はディズニーが好きなのですが、ディズニーのホテルに¥45,000で泊まった翌日は、¥6,900のモーテルに泊まりました。
欧米の大都市であっても時期によっては、¥5,000円以下で泊まれるホテルも見つかりますので、どういう旅行にするか次第ですが、選択肢の幅が広がることは間違いありません。
航空チケットとホテルを少しでも安くしたい場合は、“検索と比較” この2つをどれだけ繰り返すか、によります。
- 時間に縛られない
自分の思うがままに旅行の予定が組め、 行きたい!行きたい!と心躍らせていた場所で、思う存分に時間使うことができます。
前日に飲みすぎたり、時差ボケで寝坊してしまい、午後から外出したとしても誰にも迷惑がかかりませんし、誰にも怒られません。
また、私はサンセットが好きなのですが、日の入り時間の1時間前からベストポジションを探して、日の入り後1時間くらいは、ノンビリしたり、写真を撮ったりしています。
時間に縛られない個人旅行だからこそ、実現できるプランですよ。
- 周遊旅が楽しめる
アメリカやヨーロッパであれば、レンタカーや飛行機、バスで色々な国や都市を周ることが可能になります。
何度も実行していますが、周遊する先を決めず、レンタカーで色んなところに立ち寄り、15時くらいになったら近くのホテルをスマホから予約する、なんていう行き当たりばったりな周遊旅も可能です。
複数の国や都市を巡る周遊旅は、個人旅行だから出来るプランの一つですね。
- その土地を最大限満喫できる
Googleマップを見ても道が分からない時、現地の人に道を聞いて教えてもらうわけですが、たまに「どこから来たの?どこ行くの?」という類の会話に発展するときがあります。
その際に、現地の方が通っているローカルフードのお店や、ガイドブックに乗っていない歴史的建造物の建物を教えてもらうことで、より立ち寄った土地を最大限に満喫することができます。
- トラブル発生の免疫ができる
私は、アメリカでレンタカーに乗っていた際、一時停止義務違反で、保安官に捕まり、裁判所に行ったことがあります。
その時は相当焦りましたが、同じレベルのことがあったとしてもなんとか対応できると思います。
また、それ以外に天候の悪化で次の目的地に行けない、交通渋滞や事故で事前購入していたチケットが無駄になる、国によってはストが起きる等、事前に準備していても現地でのハプニングを100%避けることは出来ません。
個人旅行でトラブルを経験することで、免疫ができ、また一つ人間として成長できます。
- 日本が好きになります
私は海外に行く度に思ってしまうことです。
日本にはこんなステキなことが当たり前にあるんですよ。
⇒水(水道水)が飲める
⇒時間通りに電車が来る
⇒店員さんの対応が正確・丁寧
⇒基本的にどこでも安全(夜道を歩ける)
海外に行くと、上記4点は期待しない方が良いです。
時間通りに電車が来たらラッキーと思うくらいがちょうど良いです。
そういうことを経験して日本に帰ってくると、「あー!日本って最高!」と思いますが、数日経つと、「あー!海外行きたい!」ってなるから不思議ですが…。
個人旅行のデメリット
個人旅行の2大デメリット
- 旅の準備が面倒
- 全てが自己責任
- 旅の準備が面倒
航空券、宿泊先、観光地を調べるなど、いろいろ事前の準備(手配)が面倒です。
個人旅行に行く際、全てのプランニングを自分で行う必要があり、私の場合は、大体5ヶ月位前からちょこちょこ調べ初めて、本気で観光地やホテルを探すのは3ヶ月前くらいです。
航空チケットは4ヶ月前からチェックして、先に購入しています。
コツがつかめれば、そんなに時間をかけずに色々な準備はできますが、最初のうちは土日があっという間に終わってしまうかもしれません。
- トラブル発生時、自分で解決する必要がある
旅行には以下のようなリスクがあります。
⇒飛行機 欠航、乗り遅れる、ロストバゲージ
⇒観光地 盗難難被害に遭う、事故に巻き込まれる、怪我をする
⇒ホテル サービスが悪い、事前の説明と違う
個人旅行に限ったことではないリスクもありますが、旅行前には予め何かあった時のことを想定して、対処方法・リカバリプランを考えておく必要があります。
私がレンタカー使う場合は、タイヤのパンクに関する保険について入念に調べます。
というのも海外の道路は日本ほどキレイではなく、パンクするケースが多いです。
最悪なケースとして、携帯の電波が通じない場所でパンクした場合を想定し、リカバリプランを考えます。
また、私の経験上ですが、英語が話せることよりも物怖じせず、カタコトの英語を話しながら身振り手振りで、あーしたい!こうしたい!こういうトラブルがあった!と伝えることで、なんとかなることがあります。
きちんと自分の主張をしないと先に進まないですし、自分にとって不利な状況に追い込まれるだけです。
ただし、高圧的な態度ではなく、きちんと誠実に困っていることを伝えることが重要です。
- 英語(現地の言葉)を話す必要がある
これは、分からないとストレスですよね。
私は英語があまり得意ではないので、今でも外国人の方とやり取りをする際に、少し緊張します。
英語ならまだ良いのですが、イタリア語やフランス語、その他言語を話されると全く分かりません。
訪れる国の挨拶やありがとう、ごめんなさい、くらいは調べますが、それ以外の話になるとチンプンカンプンです。
- 突然のキャンセルに伴う対応(お金が戻ってこない)
急な仕事や家庭の事情等で旅行をキャンセルしなければならないことがあり得ます。
費用を抑えて個人旅行をプランニングしていた場合、航空チケットや格安ホテルは、キャンセルが出来ない(100%支払い)もしくは50%~80%の支払いが必要なケースが多々あります。
数ヶ月前から販売している安いチケットやホテルプランは、キャンセル料がかかる前提で購入する必要があるので、そのリスクが残ります。
海外旅行 パッケージツアーのメリット、デメリット
パッケージツアーのメリット
パッケージツアーの2大メリット
- 旅の準備がほとんど不要で、楽が出来る
- 手厚いサポートがあり、安心感がある
- とにかく楽ができる
行きたい場所さえ決めれば、自分で旅行のプランを考えなくて良い点が最大のメリットです。
大雑把に、〇〇に行きたい、〇〇を観たい、〇〇を体験したいとだけ希望し、それが実現できる旅行パッケージを買う、それだけでOKです。
航空チケットやホテルなど最低限必要なものは、全て旅行会社が手配してくれます。
また、別途費用はかかりますが、海外保険の加入やビザについてもサポートしてくれます。
大手旅行会社に行くと、様々なプランを提案してくれることもメリットですね。
現地に着いてからも添乗員がいれば、パスポートを渡して後はよろしく!とばかりに全てお任せすることができます。
私は数年前に、添乗員付きのパッケージツアーでタイに行きましたが、何から何までサポートしてくれて、本当に楽させてもらいました。
また、地味に有り難いことは、フリープランであっても、空港からホテルまでの送迎が付いているので移動が楽でした。
- 手厚いサポートがある(安心感がある)
旅行中にどんなトラブルでも旅行会社(添乗員)が対応してくれます。
以前、ロサンゼルスにダイナミックパッケージ(航空チケットとホテルを自分で自由に選べるパッケージ)で行った際、泊まったホテルの地下がクラブになっていて、音楽の振動で朝方3時頃まで一睡もできませんでした。
夜が明けて、旅行会社に電話したところ、すぐ別のホテルを手配してくれました。
大手旅行会社だったので、すぐ対応してくれた可能性はありますが、安心感がありますよね。
そもそも、地下にクラブがあるホテルをパッケージの選択肢に入れていること自体どうかと思いますが…。
また、英語を話さなくても添乗員が通訳をしてくれるので、コミュニケーションの問題は無くなります。
パッケージツアーでタイに行った時、添乗員を使ってお土産を値切っていたご夫婦がいました。
- 効率良く有名所の観光地を楽しめる
添乗員付きのパッケージツアーでは、より多くの観光地を効率的に巡れるように商品設計がされています。
なので、時間を無駄にすることなく、確実におさえたい有名所の観光地を巡ることができます。
初海外の方、初めてその国に行く場合は手っ取り早く楽しむ方法ですね。
私は、タイ、ベトナム、ハワイを添乗員付きのパッケージツアー(バス移動)で行きましたが、有名所の観光地は殆ど訪れることができました。
パッケージツアーのデメリット
パッケージツアーの3大デメリット
- 旅に自由がない
- 団体行動の難しさ
- 1人、3人で気軽に参加できない
- 旅に自由がない
せっかくリフレッシュしに来ているのに自由が無いって致命的です。
添乗員付きのパッケージツアーの場合、効率的に観光地を巡るため、当然ながら予定に縛られます。
ある程度は致し方ないのですが、長居したい観光地で滞在時間が1時間しか無い、結果として消化不良になることは、よくあることです。
また、宿泊に関しても不自由があります。
フリープランの場合は、大体がツアー中に泊まるホテルは同じになります。
なので、電車やバスで遠方の観光地に行き、その土地で泊まるといったことがなかなかできません。
滞在日数についても延泊が1日~2日というプランが殆どです。
その理由は、観光会社が扱っている航空チケットに往復期間の制限があるからです。
休みが多く取れたとしても検討しているパッケージツアーで延泊することは難しいかもしれません。
また、フリープランであっても添乗員付きのパッケージツアーであっても、提携しているお土産ショップに連れて行かれます。(強制的に)
ベトナムでは、宝石商に連れて行かれたことがあり、そこで1時間滞在しました。
- 団体行動の難しさ
添乗員付きのパッケージツアーの場合、全て時間厳守となります。
寝坊をしようものなら冷たい視線があたなを襲うでしょう。
また、食事の面でも難しさがあります。
大皿で出てくることが度々あり、その場合、若い子が率先して動かないといけない空気があります。
せっかくの旅行なのに食事の度、周りに気を使うことになります。(私の実話です)
- 気軽に1人、3人で参加出来ない場合がある
パッケージツアーは、基本的に2名で参加する商品設計になっていることが多いです。
なので、1人で参加する場合、大体1.5倍くらい費用が追加となります。
また、家族3人で旅行する場合は、ダブルもしくはツインの部屋にエキストラベッドを入れることが一般的です。
ただ、そのベッドが部屋に入ればまだ良いですが、入らない場合は追加費用を支払い、シングルの部屋を取る必要があります。
パッケージツアーは2人参加にとっては、楽できる商品なのです。
- 外国を感じられない(日本人が多い)
パッケージツアー(特に添乗員付き)を利用すると、話す人は日本人だけでOKですし、有名観光地には日本人が沢山なので、安心感は抜群です。
ただ、謎な感情ですが、海外に行くと “日本人に会いたくない”、“日本人がいないところに行きたい“ と思ってしまいます。
そうです、パッケージツアーだと外国に来てるのに日本を感じてしまっているのです。
そうなるとせっかく異国の地に来ているにも関わらず、海外旅行感が半減します。
まとめ 個人旅行は難しくない
一昔前は、下記のような状況でした。
⇒ホテルを取ろうにもメールを送って確認
⇒意図が通じない場合は、国際電話で確認
⇒翻訳サイトの誤訳が酷かった
それが、今となっては、ホテルを予約にするにも日本語サイトがあり、旅ブログが充実しているので、ガイドブックも不要。(私はガイドブックが好きなので買いますが)
また、Googleマップで安価な宿を調べることもできるようになり、Googleマップ上から予約画面までいけます。
今現在、個人旅行は “日本語で調べることが出来る” ということです。
ぜひ、個人旅行にトライしてみてください。
新しい世界が広がると思いますよ。
以上、ジャッキーでした!