こんにちは!
デスバレー大好きハーフブロガーのジャッキー(@jacky_top_usa)です!
わたくしジャッキーはこれまでアメリカに20回以上、10以上の国立公園に行ったことがありまして、その経験を活かし、今回はデスバレーの観光スポット「アーティストパレット」について紹介します!
アーティストパレットは…、
・絶景度としては普通
・あまりおすすめできない
・写真で観るよりもスケールは小さめ
・本当に楽しむためにはハイキングが必要
といった内容を詳しく紹介します!
デスバレー アーティストパレット(Artist’s Palette) の見どころ
アーティストパレットの見どころは、間違いなく緑とピンクで構成されているパステルカラーの山肌ですね。
ただ、写真を観てもらえば分かる通り、山肌全体の一部しか色鮮やかな場所が無いのですよ…。
アーティストパレットの場所・行き方
車(レンタカー)でアーティストパレットに行く場合、ザブリスキーポイントと併せて行くと効率的です。
ザブリスキーポイントもあまりおすすめできる観光スポットではないのですが(苦笑)
ちなみに、ザブリスキーポイントからアーティストパレットまでは車(レンタカー)で30分程度です。
注意点:アーティストパレットまでは一方通行
アーティストパレットまでは、バッドウォーターロードからアーティストドライブに入る必要があります。
アーティストドライブ内は、一方通行なので必ずこの地図通りに進んでくださいね。
ただ、Googleマップで設定したら逆方向から案内されることはないので、安心してください。
アーティストパレットとは
アーティストパレットは、カラフルなパステルカラーの山肌を眺めることができる、 デスバレーの中でも人気がある観光スポットです。
ピンク・緑の パステルカラーは、銅やマンガンなどの様々な金属が酸化して自然が生み出した芸術作品です。
本当にこの2色はパステルカラーでしたね!
参考:Places of interest in the Death Valley area(英語:Wikipedia)
アーティストパレットの基本情報
総合満足度 | ★★☆☆☆ |
絶景度 | ★★☆☆☆ |
混雑度(駐車場) | ★★☆☆☆ |
歩きやすさ | ★★★★★ |
レジャー | 駐車場からの写真撮影、ハイキング |
対象年齢 | 8歳以上 |
必須アイテム | トレッキングシューズ |
駐車場 | 有 |
トイレ | 有 |
料金 | 1車両(4人まで)あたり$30.00(1日券) |
総合満足度
デスバレーで8ヶ所の観光スポットに行きましたが、ワースト3に入る満足度の低さでした。
以下のような点が個人的には満足度が低かった理由です。
- 事前情報では、緑とピンクの他に “赤・黄・青・紫” という色も山肌にはあるとのことだったが、どれだけ観ても緑とピンクの2色だけだった…。
- 思ったよりもスケール感が小さめ
アーティストパレットを目の前にしたリアクションは、「お、おぉ…、う~ん、うん…」でしたね(苦笑)
リアクションに困りましたし、2色はさすがにカラフルとは言えません。
絶景度
私が国立公園に求めるものは、“壮大な景色” ですが、アーティストパレットは絶景とは程遠いですね。
写真だけでは分からない、“微妙な景色” がアーティストパレットですね。
確かにピンクと緑はパステルカラーですけど、結局のところ紫も無ければ黄もない山肌なので、行かれる方はあまり期待しない方が良いですよ。
あと、ハイキングをして、出来るだけパステルカラーの山肌に近づくこと、これも一つの手ですね。
そうすることで少しでも近くでキレイな色を観ることができます。
アーティストパレットに行くべき時間帯
結論としては、夕日の時間帯がベストのようです。
というのもアーティストパレットに行く前に、日本のサイトだけではなく、アメリカのサイトもかなり調べましたが、夕日の写真が昼間の写真に比べてキレイではありました。
ただ、スケジュール的に夕日の時間帯には行けなかったので、そこは心残りですね…。
アーティストパレットに行く場合は、夕方がおすすめです。
アーティストパレットを楽しむ為に
条件は大変ですが、この2点さえ守れば絶景が楽しめます!
- 夕日の時間に行く
- 駐車場からの撮影ではなく、5分~10分でもハイキングする(パステルカラーの山肌の近くまで出来るだけ寄る)
以上、2点さえクリアすれば、駐車場から眺めるよりは絶景が観れます!
混雑度
私が到着した時には、4組ほどが写真を撮っていました。
全然混んでいなかったですね。
ゆっくりと写真を撮ることができますよ。
ただ、灼熱の暑さなので、マッタリ休むことはできませんが…。
歩きやすさ
今回は、風景を観るだけなので、駐車場のアスファルトのみを評価し、5つ星にしました。
ただ、アスファルト舗装外に出ると、砂や崩れやすい土ということもありますので、ハイキングだけでいうと2つ星になります。
アーティストパレットは、駐車場の目の前にパステルカラーの山肌があるので、サクッと眺めることが出来るのは唯一の良い点です。
お子さんやご年配の方も身体に負担をかけず観ることが出来ますからね。
ザブリスキーポイントは駐車場からなだらかではありますが、坂道を登らなきゃなので…。
その点アーティストパレットは、駐車場がアスファルトで歩きやすいし、パステルな景色を観るために移動をしなくても良いので家族連れには優しい観光スポットですよ。
レジャー
- 駐車場からの写真撮影
駐車場の目の前に、パステルカラーの山肌があります。
全く移動しなくても良いですよ。
- ハイキング
私は時間の都合で出来ませんでしたが、アーティストパレットはハイキングコースがあります。
ですが、真夏のハイキングは自殺行為なので、行くのであれば真冬の季節がおすすめです!
真夏でも真冬でも水分だけはしっかりと確保して行ってくださいね!
対象年齢
対象年齢についてですが、“過酷な環境にも耐えながらレジャーを楽しめる年齢は?” と、仮定した場合、以下が私の考える対象年齢となりました。
- 絶景を堪能する(景色を眺める)
8歳以上
- ハイキング
16歳以上
スタミナがある16歳以上であれば、何とかハイキングが出来ると思います。
デスバレーは、とにかく暑いのである程度の体力が必須ですね。
デスバレーの観光スポット全てに共通して言えることなのですが、デスバレーは非常に過酷な環境なので、他の国立公園に比べ圧倒的に小さな子供連れの家族が少なかったです。
なので、小さな子供がいる家族はデスバレーではなく、ヨセミテやグランドキャニオンの方に行っているイメージがありますね。
正直言って、アーティストパレットは、おすすめしたい観光スポットではありませんが、デスバレーには感動する観光スポットが幾つもあるので、小さなお子さんにも是非来てもらいたいです。
必須アイテム(ハイキングするなら):トレッキングシューズ
アーティストパレットでハイキングをする場合は、登山靴が必須です。
私は登山靴の中でもトレッキングシューズを選択して日本の自宅から履いていきました。
理由は少しでも荷物を減らしたかったので…(苦笑)
本当はハイカットのトレッキングシューズを履きたかったのですが、ハイカットシューズで街中は歩きたくなかったこともあり、ローカットのトレッキングシューズにしました。
結論としては、デスバレー、ヨセミテ、セコイア&キングスキャニオン、全てローカットのトレッキングシューズでOKでした。
砂道や砂利が多めの山道は、トレッキングシューズを履いていても滑るので、スニーカーでのハイキングはおすすめできません。
それはアーティストパレットに限ったことではなく、日本でも世界でもハイキングをする時はローカットでもトレッキングシューズをおすすめしたいです。
悪路の歩きやすさが全く違いますよ。
結局スケジュールの都合上、私はアーティストパレットのハイキングにトライ出来ませんでしたが…(泣)
駐車場
アーティストパレットには駐車場があります。
私が行った時期は6月初旬、時間帯は午後13時頃でしたが、駐車場は3台しか停車していませんでした。
駐車場自体はそこまで広くなく、10台ほど停めたら満車になる規模です。
夕方の方が景色がキレイなので、午前中よりも夕方頃の方が混んでいる可能性がありますね。
トイレ
アーティストパレットには、駐車場の真横にちゃんとトイレがあります。
中を確認しましたが、狭めで汚かったですね。
どのくらいの周期でトイレ掃除がされるのだろう…。
とにかく汚すぎて、出来るならここではしたくない!!と強く思いましたね。
あと、デスバレーは水道が通っていないので、手洗い場がありません。
デスバレーでトイレを使うなら、ウェットティッシュは必須ですよ。
料金
1車両(4人まで)の乗車で、$30.00の料金がかかります。
国立公園に入るためには、2つの支払い方があります。
- アメリカ国立公園 年間パスを購入
- 国立公園内で入園チケットを購入
私は現地で購入する手間と複数の国立公園をお得に周遊したいので、年間パスを購入しました。
購入方法やどれだけお得かについては、別記事でまとめていますので、参考にしてくださいね。
まとめ:デスバレー アーティストパレット
この記事では、アーティストパレットについて紹介しました。
結論としては…、“無理して行かなくても良いレベルの観光スポット” です。
- カラフルには程遠く、緑とピンクしかパステルカラーはない
- 絶景としてのスケール感は小さめ
- 昼間に行くなら無理して行かなくても良い
- 夕方の時間帯に行けるならあり
アーティストパレットで絶景を観る場合は、行く時間帯を選ぶため、デスバレーの中でも難易度は高めな観光スポットです。
夕方にアーティストパレットに寄れるのであれば、良いかもですが、行くかどうかは正直悩ましいところですね。
個人的には、アーティストパレットに行くよりもバッドウォーターやダンテスビューで時間を使うことをおすすめします。
それでは!
デスバレー大好きジャッキー(@jacky_top_usa) でした!