こんにちは!
デスバレー大好きハーフブロガーのジャッキー(@jacky_top_usa)です!
わたくしジャッキーはこれまでアメリカに20回以上、10以上の国立公園に行ったことがありまして、その経験を活かし、今回はデスバレーの観光スポット「ダンテスビュー」について紹介します!
ダンテスビューは…、
・満足度は高め、行かないと後で後悔するレベル
・デスバレー唯一の展望台がある絶景スポット
・崖からの落下に注意
といった内容を詳しく紹介します!
デスバレー ダンテスビュー (Dante’s View)の見どころ
ダンテスビューの見どころは、なんといっても展望台から眺めるバッドウォーター(塩湖)です!
真っ白な塩がずーっと続いており、終わりが分からない絶景は、ここダンテスビューでしか観ることができません。
“絶景中の絶景” だと断言できます!
ダンテスビューの場所・行き方
車でカリフォルニア側からデスバレーに入った場合、ダンテスビューは車(レンタカー)だとストーブパイプウェルスゼネラルストアーから1時間20分程度で着きます。
ダンテスビューには、ツアーもしくは車(レンタカー)で行くしかありません。
ダンテスビューは標高1,669メートルの位置にあるので、地上からくねくねした山道を登って行きます。
一部狭い道もありますので、対向車が来ると注意が必要です。
くれぐれも安全運転で行きましょう!
ダンテスビューとは
ダンテスビューは、デスバレー唯一の展望台がある観光スポットです。
俗にいう、“絶景ビューポイント”ってやつですね。
展望台からは、下にバッドウォーターベイジン(塩湖)、正面にパナミント山脈を始めとした山々を眺めることができます。
また展望台から左右にそれぞれハイキングコースがあり、山の尾根沿いを歩くことができるので、体を動かせる観光スポットとしてもおすすめです。
ちなみにダンテスビューの標高の高さは、1,669メートルで東京スカイツリー約3つ分もあります。
…、高さの感覚がピンときませんね(苦笑)
とにかく高いということです(笑)
ダンテスビューの基本情報
総合満足度 | ★★★★☆ |
絶景度 | ★★★★☆ |
混雑度(駐車場) | ★★★★☆ |
歩きやすさ | ★★★★★ |
レジャー | 展望台からの写真撮影、ハイキング |
対象年齢 | 8歳以上 |
必須アイテム | トレッキングシューズ |
駐車場 | 有 |
トイレ | 有 |
料金 | 1車両(4人まで)あたり$30.00(1日券) |
総合満足度
デスバレーで8ヶ所の観光スポットに行きましたが、確実にベスト3には入ります!
以下のような点が個人的には満足度が高いと思っています。
- 展望台からの絶景
- ハイキングコースがある
- 家族で行けて、尚かつ地面が歩きやすい(お子さんやご年配も安心)
絶景度
正面には3,000メートル級の山々が連なっていて、下を見渡すと塩湖、空も広く青が映える、どこからどう見ても絶景です。
なかなか写真では表現しにくいところですが、岩肌が単純な茶色ではなく、緑がかったり、黄土色だったり、アートになっていました。
あと、絶景度にとって重要な人工物(建物)が一切ない点もポイントが高いですね。
とにかくダンテスビューは絶景間違いなしです!
混雑度
私が行った時期は6月初旬、時間帯は午前10時頃でしたが、朝にも関わらず駐車場が殆ど埋まっていました。
※右側が空いているように見えますが、全てキャンピングカー専用です
とはいえ展望台自体は広いので、観光する事自体は全く問題ありません。
ご覧の通り、車は止まっていても人は分散しているので、自分のペースで絶景を堪能できますよ。
歩きやすさ
展望台自体は、コンクリートなので歩きやすく5つ星です。
ただ、ハイキングに関しては、小石が混じっている土ということもありますので、ハイキングだけでいうと3つ星になります。
レジャー
- ハイキング
展望台から左右にそれぞれハイキングコースがあります。
・展望台右側のコースがダンテスリッジ
・展望台左側のコースは名無しです
展望台右側のハイキングコース:ダンテスリッジ(Dante’s Ridge)
駐車場を右側に行くとすぐにハイキングコースが見えてきます。
このコースがダンテスリッジといい、往復で約10キロ(6マイル)もあります。
10キロのハイキングだと、大人であれば写真を撮りながらでも大体4時間~5時間くらいで往復できますよ。(個人差による)
登って10分後の景色です。
一応道はありますが、舗装もされていない土の道です。
見た目以上に滑りましたので、注意して歩いてくださいね。
ハイキング中も下を見るとバッドウォーターベイジンがあります。
展望台近辺と違い、岩や植物の雰囲気が変わってきます。
ただ…、岩や植物が増える代わりに塩湖が隠れるので、これは好みが分かれそうですね。
ハイキングを開始してから約15分、ちょっとした山の頂上に着きました。
10キロのハイキングなので、まだまだ道は続きますが、とりあえず写真で見えている真ん中の小高い丘みたいなところまで行くことにしました。
丘みたいなところの頂上まで来ましたが、想像通りまだまだ道は続いていますね…。
ただ、これ以上進むと他の観光スポットに行けなくなるので、泣く泣く引き返しました。
展望台左側のハイキングコース
ダンテスリッジを引き返して、駐車場に戻り、即左側のコース(名無しのコース)に行きました。
こちらも舗装はされていませんが、土ながらも道が分かるようになっていましたよ。
ここは写真を撮るスポットらしく、本気の機材を持ったカメラマン5人位が三脚を立て、バッドウォーターベイジンを激写していました。
私もカメラマン達に混じって同じ位置からバッドウォーターベイジンを撮ってみました。
確かに塩湖全体とまではいきませんが、このポイントでは相当遠くまで塩感が残っている写真を撮ることが出来ますね。
ここは写真を撮るスポットとしては、おすすめなカンジです。
駐車場から歩いて5分ほどの場所です。
ダンテスリッジと同様にこちらもまだまだハイキングコースとしては続いていく雰囲気でした。
ただ…、次の観光スポットに行く時間が迫っていたので、こちらもダンテスリッジと同様に引き返すことに(泣)
次またデスバレーに来る時は、かならずダンテスビューのハイキングをしたいですね!
対象年齢
デスバレーの観光スポット全てに共通して言えることなのですが、デスバレーは非常に過酷な環境なので、他の国立公園に比べ圧倒的に小さな子供連れの家族が少なかったです。
なので、小さな子供がいる家族はデスバレーではなく、ヨセミテやグランドキャニオンの方に行っているイメージがありますね。
とはいえ、デスバレーもダンテスビューみたいに子供も感動するような観光スポットがあるので、是非来てもらいたいですよ。
対象年齢についてですが、“過酷な環境にも耐えながらレジャーを楽しめる年齢は?” と、仮定した場合、以下が私の考える対象年齢となりました。
- 絶景を堪能する(景色を眺める)
8歳以上
- ハイキング
16歳以上
スタミナがある16歳以上であれば、何とかハイキングが出来ると思います。
デスバレーは、とにかく暑いのである程度の体力が必須ですね。
必須アイテム:トレッキングシューズ
ダンテスリッジでハイキングをする場合は、登山靴が必須です。
私は登山靴の中でもトレッキングシューズを選択して日本の自宅から履いていきました。
理由は少しでも荷物を減らしたかったので…(苦笑)
本当はハイカットのトレッキングシューズを履きたかったのですが、ハイカットシューズで街中は歩きたくなかったこともあり、ローカットのトレッキングシューズにしました。
結論としては、デスバレー、ヨセミテ、セコイア&キングスキャニオン、全てローカットのトレッキングシューズでOKでした。
とにかくダンテスリッジを歩いていると滑るんですよ。
トレッキングシューズを履いていても滑るので、スニーカーでのハイキングはおすすめできません。
それはダンテスリッジに限ったことではなく、日本でも世界でもハイキングをする時はローカットでもトレッキングシューズをおすすめしたいです。
悪路の歩きやすさが全く違いますよ。
駐車場
駐車場と展望台が併設されています。
一般車両が20台程度は停められるスペースがありますが、午前中の段階で殆ど埋まっていたので、午後はもっと混んでいる可能性がありますね。
バリアフリーの駐車スペース、キャンピングカーの駐車スペースもありますが、絶対に停めないようにしましょう。
ちなみにダンテスリッジから見た駐車場ですが、山頂を削って駐車場と展望台を作ってるんですね。
引きで駐車場を見ると “山感” があります。
トイレ
安心してください。
ダンテスビューには、ちゃんとしたトイレがあります。
ただ…、本当に汚い!!
汚すぎる!!
なんでこんなに汚いんだ!!
出来ることなら使いたくない!!
だけど仕方ないので私は使いました…。
デスバレーは水道が通っていないので、手洗い場がありません。
ウェットティッシュは必須ですよ。
ちなみにダンテスビューのトイレは、展望台・駐車場とは別の場所にありますので注意が必要です。
到着する一歩手前にポツンとありますので、見逃さないようにしてくださいね。
料金
1車両(4人まで)の乗車で、$30.00の料金がかかります。
国立公園に入るためには、2つの支払い方があります。
- アメリカ国立公園 年間パスを購入
- 国立公園内で入園チケットを購入
私は現地で購入する手間と複数の国立公園をお得に周遊したいので、年間パスを購入しました。
購入方法やどれだけお得かについては、別記事でまとめていますので、参考にしてくださいね。
ダンテスビューの注意点:崖からの落下・転落に注意
いやぁ~、やっぱりダンテスビューは絶景ですね~…って、そういうことじゃないです!
見てください、この崖を!
ダンテスリッジには落下・転落防止の柵が無いのです。
バランスを崩したら数十メートル下まで落ちてしまいます。
ダンテスリッジをハイキングする場合は、できるだけ山側を意識して歩いてくださいね。
まとめ:デスバレー ダンテスビュー
この記事では、ダンテスビューのについて紹介しました。
結論としては、“デスバレーに行くなら絶対に行くべき観光スポット” です。
- 満足度は高め、行かないと後で後悔するレベル
- デスバレー唯一の展望台がある絶景スポット
- 崖からの落下に注意
展望台からの絶景あり、ハイキングコースありとおすすめポイントが揃っています。
時間帯によっては、駐車場が混む場合もあるので、できるだけ午前中に行った方が良いですよ。
それでは!
デスバレー大好き、ジャッキー(@jacky_top_usa)でした!