こんにちは!
アメリカ大好きハーフブロガーのジャッキー(@jacky_top_usa)です!
わたくしジャッキーはこれまでアメリカに20回以上、10以上の国立公園に行ったことがあります。
その経験を活かし、この記事ではヨセミテ国立公園内で注意すべき2つのことを紹介します!
注意すべき点としては…、
・熊対策
・防寒対策
といった内容を詳しく紹介します!
▼ハーフドームビレッジからカリービレッジに名前が変更になりました
ヨセミテ国立公園内の注意点【過ごし方】
ヨセミテ国立公園で観光したり泊まる際に、幾つか注意すべき点があります。
せっかくの楽しい旅行なのに事故が起きたり、体調を崩したり、罰金が課せられるとテンションが下がりますよね…。
これから紹介する内容を意識して、楽しく安全にヨセミテ国立公園で過ごしてくださいませ。
注意点1:ヨセミテ国立公園では熊の対策をしないと罰金約50万円($5,000)
ヨセミテ国立公園自体が大自然なので、宿泊、レストラン、お土産屋等の施設は、大自然の中にあるわけです。
ということは、動物も近くに生息しているということになりますね。
ヨセミテ国立公園内のホテルに宿泊する場合は、チェックインする際に熊対策について細かく説明を受けます。
ですが、ヨセミテ国立公園外のホテルに宿泊する際は、入園料を支払うだけなので、そこまで細かく説明は受けません。
仮に注意事項を守らずに、熊対策の注意漏れで違反が見つかった場合は、“罰金$5,000(約50万円)” です。
熊に襲われないよう、罰金を支払わないよう、この記事で事前に確認してくださいね!
この対策は、自分自身の安全と種類によっては数が減っている熊自体を守ることにも繋がります。
熊対策として注意するシチュエーション
注意するシチュエーションは、2パターンあります。
- 宿泊時
カリービレッジ(テントキャビン)など一部のリーズナブルなホテルの場合は、外部(自然)との距離が近いので、注意する必要があります。 - 駐車時(車で来た場合)
ヨセミテ国立公園には、車(レンタカー)で来る方もいます。(私もそのうちの1人)
駐車時に注意すべきことがあるんですよね。
熊対策 その1 宿泊施設の中では食べ物を絶対に食べない
熊の嗅覚は “犬の7倍以上、20~30キロ先の臭いまで分かる” 嗅覚の持ち主で、哺乳類最強クラスです。
なので一部のホテルでは、室内での食事を完全に制限しています。
例えば、ヨセミテ国立公園内にあるホテルの一つ「カリービレッジ(テントキャビン)」は、名前の通りテントタイプのホテルなので、匂いなんてものは熊からするとダダ漏れなわけです。
その状況で、ピザやハンバーガーなどの食べ物が室内にあったら入ってきますよね。
絶対に、カリービレッジ(テントキャビン)や一部の宿泊施設に泊まる際は、“室内に食べ物を持って入らない” を徹底してくださいませ。
熊対策 その2 宿泊時に食べ物や匂いのする物はフードロッカーに入れる
カリービレッジ(テントキャビン)には、フードロッカーという “食べ物や匂いのする物” を保管しておくロッカーが必ず備え付けられています。
フードロッカーなので、食べ物だけを入れておけば良いと思っていましたが、違っていました。
例えば、以下の物が対象です。
- 化粧品
- 香水
- シャンプー、リンス、ボディーソープ(石鹸)
- 整髪料
- 歯磨き粉
とにかく、匂いがするものは、“就寝時・お出かけ時に入れる” を徹底したらOKです。
正直、めちゃ面倒でしたよ(苦笑)
ただ…、50万円も罰金を払いたくないし、熊に襲われるよりはマシかなと思い、ちゃんと徹底しました。
熊対策 その3 食べ物を車の中に置きっぱなしにしない
人間が想像している以上に熊の力は強く、車のドアは数分でこじ開けられます。
駐車時に、食べ物や匂いのする物をルールに沿ってきちんと管理・保管しなかった場合は、以下の3つペナルティがあります。
- $5,000の罰金
- 車の没収(場合よっては)
- 食べ物、匂いのする物を没収
まぁ~、食べ物やシャンプーは没収されても別に構いませんが、$5,000の罰金と車の没収は痛すぎます(苦笑)
レンタカーだと尚更ですよね。
被害損額を考えただけで頭が痛くなります。
それだけ厳密に管理・保管しなければ、熊の被害が無くならないし、自然も守られないということです。
注意点1(熊対策)のまとめ
熊対策のおさらいです。
- 宿泊施設の中では食べ物を絶対に食べない
- テントキャビンの中に食べ物、ニオイのする物は、 “フードロッカー” に入れる
- 駐車時は、食べ物を車の中に置きっぱなしにしない
注意点2:ヨセミテ国立公園の防寒対策
ヨセミテ国立公園は年中を通して最低気温が低く、7月・8月の真夏でも13℃程度です。
私が行った時期は6月上旬だったのですが、最低気温が8℃でした。
(上のグラフは、あくまでも平均値)
これだけ朝晩は寒いので、ヨセミテ国立公園の防寒対策は以下2点について準備が必要です。
- 宿泊時(キャンプタイプのホテル)
- 観光時(ハイキング)
防寒対策【宿泊時】
私は6月上旬にカリービレッジ(テントキャビン)に泊まりました。
ヒーターのあるテントキャビンに泊まったのですが、残念なことにヒーター自体は5月いっぱいで作動しなくなります…。
ヒーターの無いテントキャビンは、気温が8℃しかなかったので朝晩は激寒でした…。
ただ、渡米前に“ヨセミテは寒い” と知っていましたので、以下2点の対策をしました。
- ブランケット(毛布)を多めにもらう
- キャンプ(災害時)用のサバイバルブランケット(ヒートシート)を使う
対策1:ブランケットを多めにもらう
防寒対策として、ブランケットを多めにもらいましょう。
多めにもらう為には、以下2点の対応が必要です。
- ヨセミテ国立公園内のホテルを予約する際にリクエストが必要
- チェックイン時にブランケットを受け取る
私は念の為、ホテル予約時にブランケットの追加をリクエストしましたが、事前リクエストをしなくてもブランケットを多めに貸してもらえるかもしれませんね。
あっ、いや、ここはアメリカでした!
やっぱりここは確実性を取りましょう!(苦笑)
必ず予約時にリクエストしてくださいね!
▼カリービレッジ(テントキャビン)のチェックインに関してはこちら
対策2:キャンプ(災害時)用のサバイバルブランケット(ヒートシート)を使う
キャンプと災害用のサバイバルブランケット(ヒートシート)です。
これ、めちゃ保温性が強力でした。
ヨセミテ国立公園用に買いましたが、災害時のアイテムとして必須ですね。
使う季節にもよりますが、布団が無くても服を多めに着て、ヒートシートに包まれば、なんとか凌げそうです。
Amazonや楽天では、¥1,000程度で売っていますので、チェックしてみてくださいね。
マットレスの上にサバイバルブランケット(ヒートシート)を被せ、その上に毛布2枚を敷きました。
完成形です。
この組み合わせでは、寒くなく寝ることができました。
ただ、残念なことが2つありました…。
- サバイバルブランケットの保温性が強力すぎて寝てる時の汗が逃げない為、朝起きると汗だく
- ブランケット2枚を重ねると若干の重さがある
激寒な環境を改善しようとすると、2つほどマイナス点が出てきましたが、寒さで風邪をひくよりはマシなので、結局のところ “ブランケット+サバイバルブランケット” の組み合わせはおすすめです。
防寒対策【観光(ハイキング)時】
6月初旬のヨセミテ国立公園は、早朝が8℃で昼間は日差しが強く30℃近くまで上がりました。
朝晩の寒暖差が激しいので、6月初旬頃の早朝は薄手のライトダウン、もしくはパーカーがおすすめです。
私は、折りたたむとコンパクトになるライトダウンとパーカーの2枚をアウターとして持っていき、交互に着ていました。
まとめ:ヨセミテ国立公園で注意すべき情報
それでは、ヨセミテ国立公園で注意すべき情報のまとめです。
- 宿泊施設の中では食べ物を絶対に食べない
- テントキャビンの中に食べ物、ニオイのする物は、 “フードロッカー” に入れる
- 駐車時は、食べ物を車の中に置きっぱなしにしない
- 宿泊時の防寒対策は、ブランケットを多めにもらう+サバイバルブランケットを使う
- 観光時の防寒対策は、6月初旬~夏であっても朝晩は寒いのでライトダウンが必須
熊に襲われたり、50万円の罰金を払ったり、風邪ひいたりしないよう、注意しながら安全に楽しくヨセミテ国立公園を堪能してくださいね!
それでは!
アメリカ大好きジャッキー(@jacky_top_usa)でした!