こんにちは!
デスバレー大好きハーフブロガーのジャッキー(@jacky_top_usa)です!
わたくしジャッキーはこれまでアメリカに20回以上、10以上の国立公園に行ったことがありまして、その経験を活かし、本記事ではデスバレーの観光スポット「デビルズゴルフコース」について紹介します!
デビルズゴルフコースは…、
・絶景満載!満足度は高めです!
・散策、ハイキングは転倒・怪我に注意
・未舗装道のためパンクに注意
といった内容を詳しく紹介します!
デスバレー デビルズゴルフコース(Devil’s Golf Course)の見どころ
デビルズゴルフコースの見どころは、この4つです。
- 塩の結晶が固まった岩
- 3,000メートル級の山々
- どこまでも続く壮大な景色
- なかなか経験できない無音の世界
無音の世界は見どころではありませんが、絶景の中で無音を体験できる場所はレアです。
ぜひ、絶景+無音の世界を体験して欲しいですね!
デビルズゴルフコースの場所・行き方
デビルズゴルフコースは、デスバレーの人気観光スポット“バッドウォーターベイシン”、“ザブリスキーポイント” 、“アーティストパレット” の中間地点に位置しています。
デビルズゴルフコースに行く際は、他の観光スポットに絡めて行くと、タイムロスを最小限に抑えることが出来ますよ。
デビルズゴルフコースの注意点:パンクに注意
見てください、この地面を!
残念ながら、この未舗装の悪路を走らないと、デビルズゴルフコースには到着できないのです。
1.5キロに渡って未舗装の悪路を進まないといけないわけですが、とにかくパンクしないよう、ゆっくり慎重に走りました。
悪路の中でも大きめの石を踏まないようにコースを選びつつ、時速5キロ~10キロ以内で走っていたのですが、横から大型車にバンバン抜かされていきましたよ…。
地元アメリカで国立公園好きな方は、大型車に乗っている事が多いので未舗装の悪路なんて慣れっこだと思いますが、こちらは違うので終始ドキドキが止まりませんでした。
デビルズゴルフコースとは
デビルズゴルフコースは、バッドウォーターベイジンと同様に元々はマンリー湖(塩湖)だった場所が干上がって生まれた観光スポットです。
国立公園局が1934年に発行したガイドブックに「こんな岩塩しかないゴルフできるヤツは悪魔くらいなものだ」と記載されたことで “デビルズゴルフコース” と名付けられました。
デビルズゴルフコースに到着して周りを見渡しても “岩塩・岩塩・岩塩” ですが、実は深さも岩塩一色なのです。
1934年にパシフィック・コースト・ボラックス・カンパニー社が採掘調査をしたところ、最大深度が300メートル(1,000フィート)までこの塩・岩・砂利で埋め尽くされていたことが分かりました。
また後の調査で、最大深度は2,700メートル(9,000フィート)に達していることも分かっています。
ちなみにパシフィック・コースト・ボラックス・カンパニー社の副社長は、デスバレーの人気観光スポット “ザブリスキーポイント” の元ネタになった方です。
参考:Devil’s Golf Course(英語:Wikipedia)
デビルズゴルフコースの基本情報
総合満足度 | ★★★★☆ |
絶景度 | ★★★★☆ |
混雑度(駐車場) | ★★☆☆☆ |
歩きやすさ | ★☆☆☆☆ |
レジャー | 写真撮影、ハイキング |
対象年齢 | 8歳以上 |
必須アイテム | トレッキングシューズ |
駐車場 | 有 |
トイレ | 無 |
料金 | 1車両(4人まで)あたり$30.00(1日券) |
総合満足度
デスバレーで8ヶ所の観光スポットに行きましたが、デビルズゴルフコースは、確実にベスト3に入ります!
以下のような点が個人的には満足度が高いと思っています。
- ここでしか経験できない塩と岩の絶景
- ありえないくらいの静寂(本当に静か)
絶景度
絶景度は抜群ですね。
岩塩、山々、青い空と雲、本当に圧倒される景色でした。
黙ってしばらく眺めていましたが、異世界に迷い込んだような錯覚に陥るくらい現実離れしている景色ですよ。
それもそのはずですよね、地下約3キロに渡って、塩まみれって慣れ親しんだ日本には絶対に無い景色ですからね。
ぜひ、現地でこの感動を体験してほしいです!
混雑度
全く混んでいませんでした。
私が行った時期は6月初旬、時間帯は午後14時頃で、車が5台(20人弱)の人がいたくらいです。
とにかくデビルズゴルフコース自体は広いと言いますか、無限に広がっていると錯覚するくらいなので、間違いなく自分のペースで絶景を堪能できますよ。
歩きやすさ
歩きやすさは、1つ星にしました。
岩塩自体が想像以上に固く、全てが固定されているわけではないので、歩きづらくて仕方なかったですね。
デビルズゴルフコースの岩塩はガッチガチに固く、先が尖っていますので、ハイキング中に転倒するとケガをしますので、注意して歩いてくださいね。
足場が悪すぎるので足腰が悪い方は、ハイキングは厳しいと思います。
元々デビルズゴルフコースは、特に決まったハイキングコースがあるわけでもないので、景色を眺める観光スポットです。
なので、駐車場から風景を眺めるだけでも相当堪能できますよ。
レジャー
- 写真撮影
絶景満載のデビルズゴルフコースですから、写真を撮りましょう!
私は、一眼レフ、スマホ、GoProで撮りまくっていました(苦笑)
そういえば、ゴルフスイングをしながら写真を撮っている人が多くいましたね。
- ハイキング
特に明確なハイキングコースはありません。
どこまでも岩塩の地面が続いているだけです。
10分くらい歩きましたが、風景は何一つ変わりませんでした(苦笑)
ただ、遠くに行けば行くほど静寂感は強まったので、良い経験ができましたね。
対象年齢
デスバレーの観光スポット全てに共通して言えることなのですが、デスバレーは非常に過酷な環境なので、他の国立公園に比べ圧倒的に小さな子供連れの家族が少なかったです。
なので、小さな子供がいる家族はデスバレーではなく、ヨセミテやグランドキャニオンの方に行っているイメージがありますね。
とはいえ、デスバレーもデビルズゴルフコースみたいに子供も感動するような観光スポットがあるので、是非来てもらいたいですよ。
対象年齢についてですが、“過酷な環境にも耐えながらレジャーを楽しめる年齢は?” と、仮定した場合、以下が私の考える対象年齢となりました。
- 絶景を堪能する(景色を眺める)
8歳以上
- ハイキング
16歳以上
スタミナがある16歳以上であれば、何とかハイキングが出来ると思います。
デスバレーは、とにかく暑いのである程度の体力が必須ですね。
必須アイテム:トレッキングシューズ
デビルズゴルフコースでハイキングをする場合は、登山靴が必須です。
私は登山靴の中でもトレッキングシューズを選択して日本の自宅から履いていきました。
理由は少しでも荷物を減らしたかったので…(苦笑)
本当はハイカットのトレッキングシューズを履きたかったのですが、ハイカットシューズで街中は歩きたくなかったこともあり、ローカットのトレッキングシューズにしました。
結論としては、デスバレー、ヨセミテ、セコイア&キングスキャニオン、全てローカットのトレッキングシューズでOKでした。
とにかくデビルズゴルフコースの岩塩は、グラグラ安定していないので、歩いていると滑るんですよ。
トレッキングシューズを履いていても滑るので、スニーカーでのハイキングはおすすめできません。
それはデビルズゴルフコースに限ったことではなく、日本でも世界でもハイキングをする時はローカットでもトレッキングシューズをおすすめしたいです。
悪路の歩きやすさが全く違いますよ。
駐車場
駐車場といいますか、観光案内の看板がある辺りが広場になっていて、各々適当に車を停めています。
地面はアスファルト舗装されておらず、地面は砂利です。
一般車両が50台程度は停められるスペースがありますので、満車の心配はほとんど無いですね。
トイレ
残念ながらトイレはありません。
一番違いトイレは、バッドウォーターベイシンで、車で約20分ほど走るとありますよ。
ただ、デスバレーのトイレは、言葉で表現できないくらい本当に汚いので、気合を入れてトイレに入ってくださいね。
それくらいのトイレも過酷です(く所)
あっ、あと、デスバレーは水道が通っていないので、手洗い場がありません。
なので、ウェットティッシュは必須ですよ。
料金
1車両(4人まで)の乗車で、$30.00の料金が必要です。
国立公園に入るためには、2つの支払い方があります。
- アメリカ国立公園 年間パスを購入
- 国立公園内で入園チケットを購入
私は現地で購入する手間と複数の国立公園をお得に周遊したいので、年間パスを購入しました。
購入方法やどれだけお得かについては、別記事でまとめていますので、参考にしてくださいね。
まとめ:デスバレー デビルズゴルフコース
それでは最後に、デビルズゴルフコースのまとめです。
- ここでしか観ることができない岩塩の絶景スポット
- 岩塩は尖っているので点灯しないように注意
- デビルズゴルフコースには悪路なので、くれぐれも慎重な運転を
デビルズゴルフコースは、デスバレーの中でも絶景度の高い観光スポットなので、ぜひ行ってみてくださいね!
それでは!
デスバレー大好き、ジャッキー(@jacky_top_usa)でした!