こんにちは!
ジャッキーです!
わたくしジャッキーはこれまでアメリカに20回以上、10以上の国立公園に行ったことがありまして、その経験を活かし、今回はアメリカ国立公園の年間パスについて紹介します!
国立公園に入る為には、入園料が必要となります。
グランドキャニオンがあるグランドサークルを周遊すると、それなりに入園料がかかりますし、毎回チケットを購入する手間も発生します。
この記事では、アメリカ国立公園の年間パスに関して、2点のメリットを紹介しています。
■ 年間パスを使用するメリット
■ フリーマーケットアプリを使用するメリット
また、この記事ではアメリカ国立公園の年間パスに関して、3つに絞り紹介します。
グランドキャニオンでも使えるアメリカ国立公園の年間パスとは?
まずは、アメリカ国立公園の年間パスに関する基本情報についてご紹介します。
年間パスの正式名称 | America the Beautiful Pass (現地ではAnnual Passで通じます) |
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年間パス対象の公園数 | 2,000箇所以上(国立公園、国有林、野生生物保護区、史跡、戦場跡等) |
料金 | $80.00 |
有効期限 | 12ヶ月(購入日の同月から) |
対象者 | 車両に乗っている4人(本人+同乗者3名) |
その他情報 | 250時間以上の貢献をしたボランティアに無料の年間パスが授与 |
参考:America the Beautiful Pass日本語パンフレット(PDF)
$80.00の元を取る為には、何箇所を巡る必要があるのか
当然、年間パスを購入したからには、元を取りたいですよね。
何ヶ所を巡ると得になるのか、2つのモデルケースを考えました。
※前提として、車両1台あたりの料金
ケース1:ヨセミテ国立公園を軸とした周遊
- ヨセミテ国立公園:$35.00
- セコイア & キングスキャニオン国立公園:$35.00
- デスバレー国立公園:$30.00
合計:$100
ケース2:グランドキャニオンを軸とした周遊(グランドサークル)
- ザイオン国立公園:$35.00
- ブライスキャニオン国立公園:$35.00
- グレン キャニオン国立保養地:$30.00
- グランドキャニオン国立公園:$35.00
合計:$135
結論としては、3ヶ所以上行くと元が取れることが分かりました。
私は、ヨセミテ国立公園を軸とした上記ケース1を実際に周遊しましたが、本当に元が取れたので間違いなくおすすめです。
アメリカ国立公園の年間パスを購入する方法について
年間パスですが、様々な購入方法があります。
- 国立公園のゲート(料金所)で購入
- アメリカ国内で購入(数百ヶ所以上に購入する場所がある)
- インターネットのオフィシャルサイトで購入(日本国内にも発送してくれる)
- フリーマーケットアプリで購入
国立公園のゲート(料金所)で購入
アメリカ国内で購入する場合は、国立公園で購入する方法が一番確実ですね。
国立公園に車で行くと、日本でいう高速道路の料金所のようなゲートがありまして、そこで料金を支払います。
※料金所のない国立公園(デスバレー国立公園等)もあり、その場合は別場所にて購入が必要
料金所の担当者に「 I would like to buy a Annual Pass. 」と伝えるとスムーズに買うことができますよ。
アメリカ国内で購入(数百ヶ所以上に購入する場所がある)
アメリカでは、国立公園で余暇を過ごすことが一般的なので、年間パスが複数箇所で購入できます。
観光で訪れた先に、年間パスを購入できる場所があればラッキーですね。
販売先を事前に確認して、現地購入することも旅の思い出になりますよ。
現地購入先のリストはオフィシャルに公開されていますので、参考にしてください。
参考:In person at a federal recreation site(PDF)
インターネットのオフィシャルサイトで購入(日本国内にも発送してくれる)
予め購入しておきたいという方は、オフィシャルサイトで事前に購入する方法もあります。
アメリカ内務省管轄の科学機関「USGS」が運営していているオフィシャルショップで販売されていますよ。
日本への発送もしてくれますし、内務省が運営しているショップだと安心して購入できますね。
購入先:USGS Store
フリーマーケットアプリで購入
最近流行っているフリーマーケットアプリに年間パスが幾つか出品されています。
値段としては、平均で4,000円~6,500円の価格帯が多いですね。
正規な購入方法ではありませんが、安価に購入可能です。
ちなみに、年間パスは2名まで持つことが可能ですので、自分自身と友達や家族が年間パスのオーナーになることができます。
また、使用する際は、カードの裏面に署名をする必要がありますので、忘れずに署名してくださいね。
問:年間パスには何名まで署名出来ますか。
出典:America the Beautiful Pass日本語パンフレット(PDF)
答:二名までです。署名者二名の親族関係は問いません。使用時、どちらかの署名者が居合わせる必要があります。
アメリカ国立公園の年間パスを使用する方法について
年間パスを使用する流れはこの通りです。
非常にシンプルなので、スムーズに使用できますよ。
- 購入した年間パスの裏面に署名をする
- 国立公園に入園時、ゲートで年間パス+パスポートを係りの人に渡す
- 国立公園の新聞やパンフレットを受け取り、入園する
番外編:入園ゲートがない場合の使用方法について
1. 購入した年間パスの裏面に署名をする
年間パスの裏面には、記入欄が2ヶ所ありますが、最初のオーナー分は左側に記入しましょう。
2. 国立公園に入園時、ゲートで年間パス+パスポートを係りの人に渡す
規模の大きい国立公園には、このようなゲートがあります。
ここで係りの人に「年間パス」+「パスポート」、この2つを渡せばOKです。
3. 国立公園の新聞やパンフレットを受け取り、入園する
年間パスとパスポートのチェックが終わると、「 Perfect!」と言われて、「Do you want maps?」と聞かれますので、「Yes, Please!」と笑顔で答え、地図を受け取ったら国立公園に入りましょう。
大体どの国立公園も共通していますが、地図だけじゃなく、新聞やパンフレット類がもらえます。
新聞には、イベントの情報・道路状況等、季節のトピックが書いてあるので、目を通した方が良いですよ。
番外編:入園ゲートがない場合の使用方法について
実は、全ての国立公園にゲートがあるわけではありません。
デスバレーも入り口にゲートがない国立公園の1つです。
ゲートがない場合は、年間パスを車のフロントガラスの前に置いて、レンジャーが確認ができるようにします。
まぁ~、レンジャーに止められることはありませんが、きちんと見えるように置いておきましょう。
まとめ:アメリカ国立公園の年間パスについて
それでは、本記事のポイントを振り返ってみましょう。
- 年間パスは、3ヶ所以上を周遊する場合はお得になる(元が取れる)
- 年間パスを一番確実に購入する方法は、国立公園のゲートで購入
- 年間パスを購入する方法は複数あるが、一番簡単で安く買える方法はフリーマーケットアプリ
- 年間パスを使って入園する際は、「年間パス」+「パスポート」の提示が必要
以上になります。
年間パスを使用すると、お財布に優しいだけでなく、毎回チケットを購入する手間も省けるので一石二鳥になります。
是非、3ヶ所以上を周遊する場合は、年間パスの検討を考えてみてくださいね。
では、ジャッキーでした!