こんにちは!
ヨセミテ大好きハーフブロガーのジャッキー(@jacky_top_usa) です!
わたくしジャッキーはこれまでアメリカに20回以上、10以上の国立公園に行ったことがあります。
その経験を生かして本記事では、タフトポイントまでのハイキング体験記を紹介します。
タフトポイントまでのハイキングは…、
・初心者コースで楽に行ける
・時期によって雪が残っている
・土の道、雪の上、川を通って行く
・人が少ないのでプライベート感がある
といった内容と併せて、タフトポイントまでの行き方を詳しく紹介します!
ヨセミテ国立公園 タフトポイント(Taft Point)、ハイキングルート解説
それではまず、タフトポイントまでのハイキングについて紹介します。
車でしか行けないハイキングコースでは、個人的に一番おすすめですよ。
- タフトポイントトレイルヘッド(出発地点)からタフトポイントまで往復3.67キロ
- 往復するだけなら1時間30分くらいで行ける
- ハイキングは初心者コース(起伏が少ない)
- ハイキングコースは舗装されていない(土の道)
- シーズンによっては、雪の上を歩き、川の上を歩く必要がある
- 子供(8歳くらい)であれば楽しめる難易度
ヨセミテ国立公園 タフトポイントの場所・行き方
タフトポイントの場所、ハイキングの出発地点を紹介します!
ぜひ参考にしてくださいね!
タフトポイントの場所
※スマホで地図内の青字「拡大地図を表示」をタップするとGoogleマップアプリが起動します
タフトポイントは、ヨセミテバレーの中心地から50キロほど離れたところにあります。
超有名な絶景スポット「グレイシャーポイント」の近くです。
なのでタフトポイントに行く時は、グレイシャーポイントと併せて行くと効率的にまわれますね。
センチネルドームに行く出発点もタフトポイントと同じ場所
タフトポイントとセンチネルドームの出発点と駐車場は同じ場所にあります。
左に行くとタフトポイント、右に行くとセンチネルドームに行けるので、同じ日に両方行くと効率的にまわれますよ。
合計約5時間でタフトポイント、センチネルドーム両方のハイキングコースをまわれたのですが、相当時間がかかっている方です(苦笑)
理由は写真を撮りまくったからなので、あまり写真を撮らなければ3時間半くらいで済んだかもしれません。
ちなみに私は1日でタフトポイント→センチネルドーム→グレイシャーポイントの順番で、あまり無理なくまわりました。
タフトポイントまでの行き方
タフトポイントまでは、残念ながらシャトルバスがなく車でしか行けません。
なので、タフトポイントを目的にするならツアーではなく、レンタカーを借りてヨセミテ国立公園に来るしか無いんですよね…。
近くにはグレイシャーポイントがあるので、シャトルバスのバス停を作ってくれたら良いのに…、とは思います。
ですが、車でしか行けないことが “ 知る人ぞ知る絶景スポット ” になってるということなんでしょうね。
それはそれでレア感があって良いです。(結局どっちなの)
ヨセミテバレーからタフトポイントまで車のルート
私が宿泊したカリービレッジからは車で約1時間の距離でした。
朝8時頃に出発したので、空いていたのかもしれません。
クネクネした山道と場所によっては道幅が狭いので対向車と接触しないように気をつけてくださいね。
ヨセミテ国立公園 タフトポイントまでのハイキング体験記
タフトポイントまでのハイキングは、「タフト・ポイントトレイルヘッド」が出発地点です。
入り口の注意書きに、 “ 雪でハイキングコースが見えない ” と書かれていますが、通行止めになっていないので、とりあえず行くことにしました。
※スマホで地図内の青字「拡大地図を表示」をタップするとGoogleマップアプリが起動します
タフトポイントのハイキング 出発~森に入るまで
タフト・ポイントトレイルヘッドには、駐車場とトイレがあります。
タフトポイントのトイレは出発地点にしかないので、必ず済まして行きましょう!
まだ朝9時にもかかわらず、ハイキングを終えた御一行様が戻ってきました。
やはり、ハイカーの朝は早いんですね…。
さっそく私もスタートすることにしました!
はい、いきなり驚きました。
“ こんなに雪残ってるの!? ” ということですね。
カリフォルニアの6月といえば初夏のイメージだったのですが、雪がめちゃ残っていました。
さすが大自然満載のヨセミテ国立公園ですね…。
とはいえ、雪がハイキングを楽しくしてくれましたし、色々な景色が見れたので結果的オーライでした!
雪のせいで、本来のハイキングコースが見えなかったのですが、先人たちのお陰で雪にハイキングコースがくっきりついていました。
ハイキングの先輩たちありがとう!
それにしても人が本当に少ない!
私の前には2組の家族連れとカップルがいただけで、後は一人旅状態でした。
このプライベート感を味わえるところがタフトポイントの良いところですね。
急に前が詰まりました。
詰まったといっても私の前には2人しかいないんですけどね(苦笑)
どうやらここは川で、雪で下に橋があるか分からないので戸惑っているようでした。
幅の狭い木の板が取り付けられているだけでした(苦笑)
これは渡るのに戸惑いますよね。
全然安定していなかったので渡るのはちょっと怖かったです。
川に落ちたら冷たい雪解け水で濡れる…、想像しただけでもゾッとします。
あ~、そこそこ水量も流れもあった川でした(苦笑)
落ちなくてホント良かったです!
あ~、そうそう、雪道にはこんな穴が結構あったんですよね。
落とし穴状態になっていると怖いので、避けて歩いていましたが…。
雪の下がどうなっているのか全く分からないので怖い!
タフトポイントのハイキング 森の中へ突入
タフトポイントまでのハイキングは、少し下りの平地(この日は雪道)のエリアと森の中を抜けるエリアがあります。
ここからは森の中を通って行くマイナスイオンに癒やされるハイキングなんですよ。
ハイキングコースには雪が無かったのでラッキーでした。
森の中で、どこに進んで良いか分からなくなったら相当厳しいです。
前のカップルもいたので、実はそのカップルに着いていっただけなんですけどね(苦笑)
そんなこんなで森の中を5分くらい歩いていたら、サクッと森を抜けました。
そろそろタフトポイントか??と思っていましたが、どうやら違うようです。
はい、森の中に逆戻りです(苦笑)
タフトポイントまでのハイキングは、森に入り、森を抜け、森に入りを繰り返します。
おっ!
何やら正面に道案内が出てきました!
タフトポイントまで後どれくらいで行けるのか!?
ふむふむ。
タフトポイントまで後0.6マイルか…。
てことは、約1キロってことですね!
これはタフトポイントまで一気に行っちゃいましょう!
森の中を黙々と歩いていきます。
タフトポイントまでのハイキングは、森の中を多く通るので直射日光は浴びません。
なので、体力もあまり奪われないのでお子さんやご年配の方でも安心して行けるハイキングコースです。
ただ、雪がここまで多いと滑る危険性があるので、そのためにもスニーカーではなく、きちんと登山用のトレッキングシューズをおすすめしたいですね。
あと、これ楽しかったです!
雪解け水による川が何ヶ所かあったんですけど、だいたい丸太が横たわっていたんですよね。
そこを渡るのがちょっとしたアトラクション感覚で楽しかったです。
ぜひお試しあれ!
歩き進めていくと少しずつ雪が少なくなってきました。
舗装されていないとはいえ、道自体は歩きやすいのでホントにサクサク進めますよ。
初心者コース最高です!
もう少しでタフトポイントに到着です。
ここら辺は、雪解け水の川が至るところにありますので、ゆっくり滑らないように歩いてくださいね。
しかもちょっと下り坂になっています。
おっ!?
おぉ~!!
奥に絶景が見えてきました!
いや、もうすぐ到着です!
早く進みたいのですが、ここにきて雪が邪魔してきました(苦笑)
はい!到着しました~!
大体片道40分くらいでしょうか。
特になんのトラブルもなく到着しました。
奥には絶景が待ってますよ!
と、その前に、雪解け水の川で顔を濡らしたり、手を洗ったりしました。
めちゃ冷たくて気持ち良かった~!
ハイキングの疲れも吹っ飛びましたよ!(そもそもあまり疲れていませんでしたが)
横をチラッとみると名前は分かりませんが、トカゲがいました。
そ~っと近づいても逃げなかったので、一枚撮らせてもらいました。
めちゃかわいかった~!
タフトポイントに到着 & 絶景
タフトポイントは、1ヵ所のみ柵があるだけで、他に人工物はありません。
自然しかない絶景が目の前に広がっていますよ。
ちなみに崖下まで約2,300メートル。
落ちたら確実に死んじゃいますので、くれぐれも無茶はしないでくださいね。
どの方面を観ても絶景しかありません。
私がタフトポイントに到着した段階では、私以外に4組くらいしかおらず、本当に静かな時が流れました。
なんの音もせず、ただ景色を眺めていました。
とはいえ、日陰が殆ど無かったので、直射日光が厳しかったんですけどね…。
知らないおじちゃんも崖の縁ギリギリを攻めてますね。
ホント壮大な絶景が広がっていました…。
タフトポイントのハイキング 帰りのアクシデント
ちょうど良い所に日陰を見つけました。
お昼ごはんとしてトレイルミックスを食べながらノンビリ休憩です。
私はご飯をあまり食べなくても良い身体というか、“ ご飯よりもハイキング重視 ” なので気がついたらご飯を食べてなかったってことは結構あります。
ただ、この日はタフトポイントが終わってすぐにセンチネルドームまで行くハイキングを予定していたので、体力維持のためにトレイルミックス(ナッツやチョコレートが入った非常食)を食べましたよ。
トレイルミックスを食べ、水分補給をしたらちょっと撮り残した風景を写真に収めたら、出発地点に戻りましょう。
行きは下りが多かったので、帰りは当然ですが登りが多くなります(泣)
とはいえ、急な場所はあまり多くないので安心してくださいね!
はい、そうなんです。
ハマってしまいました…。
しかも穴の深さは腰まであったんですよ、驚きです!
この日ハイキングをした人は何で誰もハマらなかったのか…。
謎は深まる一方です。
今回は怪我をしなくてよかったのですが、雪道のハイキングはトラブルに気をつけて歩きましょう。
まとめ:ヨセミテ国立公園 タフトポイントまでのハイキング
この記事では、タフトポイントまでのハイキングについて紹介しました。
写真撮影の時間を多めに取り、タフトポイントでのんびりしたこともあり、かかった時間は往復で “ 3時間 ” です。
往復だけなら1時間30分もあれば余裕ですが、せっかく行ったんですからね、のんびりもしたいですよね。
ということで、ぜひ時間に余裕をもって行ってみてくださいね!
それでは最後にまとめです。
- 行かないと後で後悔するレベルでおすすめ
- 知る人ぞ知るレアなハイキングコース
- 初心者コースで楽に行ける
- 時期によっては雪が残っている
- 人が少ないのでプライベート感がある
ヨセミテ国立公園は、かなり多くのハイキングコースがありますが、車でしか行けないハイキングコースの中では、タフトポイントが個人的に一番おすすめですよ。
ぜひ行ってみてくださいね!
それでは!
アメリカ大好き、ジャッキー(@jacky_top_usa) でした!